眠れない、眠りが浅い…不眠症に効果的なアロマオイル8選

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眠れない、眠りが浅いときに役立つアロマ

日本人の約5人に1人が「眠れない」「夜中に目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」といった不眠の症状で悩んでいるとされていると言われています。

アロマテラピーは精神的、心理的な原因が大きいとされる不眠は得意分野。最近では、不眠の治療にもアロマテラピーを取り入れている医療機関も増えてきています。

そこで今回は、不眠に役立つアロマについてご紹介します。

目次

ストレスは不眠の大敵!

ストレスや悩みがあると、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまうというのは誰もが経験があるのではないでしょうか?

ストレスがたまると、自律神経やホルモンバランスに乱れが生じるようになり、それが不眠の症状につながってきます。

【不眠症の主な症状】

・寝付くのに2時間以上かかる。神経質傾向の人に見られやすいタイプ(入眠障害)
・夜中に2回以上目が覚めてしまう。(中途覚醒)
・本来起きる2時間以上早く目覚めてしまう。うつ傾向の人に見られやすいタイプ(早期覚醒)
・眠りが浅い。(熟眠障害)

不眠症に効果的なアロマオイル

高ぶった神経を落ち着かせ、自律神経のバランスを整える働きのあるアロマオイルでゆっくりとリラックスしてみましょう。

ラベンダー

ラベンダーは自律神経のバランスをとる働きがあり、不眠によく用いられる香りです。
鎮静作用にも優れ、体の緊張・興奮状態をゆるめ、リラックスさせます。

高濃度で嗅ぐと逆に眠れなくなるので、寝る30分から1時間くらい前にお部屋にふわっと香らせてみましょう。

オレンジ・スイート

オレンジのフレッシュな香りはリラックス感や安心感をもたらしてくれます。
悩みごとや不安で眠れないときにおすすめです。

マンダリン

緊張や不安感が続いて眠れないときに役立ちます。
ティッシュかコットンに1〜2滴垂らしたものを枕元に置いてみましょう。
甘い柑橘の香りで、体の緊張がすーっとほぐれていきます。

イランイラン

イランイランは抗鬱作用や鎮静作用に優れ、気持ちをリラックスさせたり、ホルモンのバランスを整える働きがあります。
ストレス性の動悸や不整脈を落ち着かせ、血圧を下げる働きもあります。

南国を感じる濃厚な花の香り。
香りが強いと感じたら、オレンジやベルガモットなどの柑橘系とのブレンドしてみましょう。

ラヴィンツァラ

多くの臨床データからも催眠効果が確認されている精油で、ユーカリ・ラディアタに似たさわやかな香りは気分をリラックスさせ安眠を誘います。

風邪やインフルエンザの予防にも使えます。

マジョラムスイート

マジョラムスイート(マジョラム)には副交感神経の働きを優位にして、自律神経のバランスを調整する作用があります。
脳が興奮状態にあったり、神経が過敏になって眠れないときにラベンダーやイランイラン、オレンジなどとブレンドしてほんのり香らせてみましょう。
温かみのあるちょっとスパイシーなハーブ系の香り。

プチグレン

プチグレンは肉体的、精神的に鎮静させる働きが特徴で、ストレスで眠れないときに役立ちます。
オレンジビターの葉から採れる精油で、グリーン調のフレッシュでさわやかな香り。
ラベンダーとのブレンドもおすすめです。

ベルガモット

ベルガモットは気分を明るくするとともに心を落ち着かせる働きがあります。
精神的な落ち込みや不安で眠れないときにおすすめです。

不眠に作用する精油の成分はリナロールと酢酸リナリルであることがわかってきているそうです。

おすすめの使い方

アロマバス

アロマオイル(精油)を使ったバスソルトを入れて、お風呂でゆったり温まりましょう。
お湯の温度は40度以下が適しています。(副交感神経を優位にするため。)

バスソルトの作り方
ポリ袋などに天然塩大さじ2〜4、ホホバオイル小さじ1、アロマオイル1〜5滴を入れてよく混ぜます。
バスタブのお湯の中に入れ、よくかき混ぜてから入ります。

アロママッサージ

植物オイル10mlに対し、アロマオイル(精油)2滴加えたマッサージオイルを作り、腕やデコルテ、首筋、お腹などに塗ってマッサージします。

マッサージオイルの作り方の詳細は、「アロマオイルをお肌につける方法」をご覧ください。

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ラベンダー、マンダリン、ラヴィンツァラ、プチグレンがブレンドされた部分用マッサージオイルもあります。手首の内側やみぞおちに1〜3滴塗るだけでOK。
プラナロム社のレシピにもとづき、高品質のケモタイプ精油を配合して作られた信頼できる製品です。

ケモタイプマッサージオイル Nシリーズ レシピNo.111
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ディフューザー

アロマディフューザーを使って、寝る30分から1時間前にお部屋に香りを漂わせてみましょう。
香りが強すぎても眠れなくなるので、1〜3滴程度がおすすめ。

ティッシュやコットンで

ティッシュやコットンにアロマオイルを1、2滴垂らしたものを枕元に置いてみましょう。

アロマスプレーで

アロマスプレーを作り、枕やシーツにスプレーすればほのかに香ります。
持ち運びできるので、旅先や出張にも便利。

作り方は、「5分でできる!アロマスプレーの作り方」をご覧ください。

注意したいこと

においには好みがありますので、ここでご紹介したアロマの香りが好みでなければ、かえって眠れなくなってしまうため、注意してくださいね。

自分にとって「落ち着く香り」かどうかも大切な要素です。

おわりに

不眠の症状に効果的なアロマオイルとその活用法をご紹介しました。

私のまわりでも、アロマを始めて「ぐっすり眠れるようになった」という方は本当にたくさんいらっしゃいます。

まずは好きな香りを取り入れてみましょう。溜まったストレスや疲れが和らいで、寝つきがよくなっていることを実感できるはずです。

YUKI
私は、疲れ切ってしまった夜に「マンダリン」の香りを嗅ぐとホッとします。柑橘系の香りは日本人になじみのある香りですので、どれか迷ったらオレンジスイート、マンダリン、ベルガモットなどのアロマを試してみてくださいね。
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この記事を書いた人

アロマとメディカルハーブのスペシャリスト。アロマ専門メディア『AROMA LIFESTYLE』主宰。YouTubeでもアロマ情報を発信し、チャンネル登録者は2万人を超える。メディア出演も多数。自身の経験を踏まえた、わかりやすく丁寧なレッスンに定評がある。

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