癒やしのバスソルトの作り方、アロマやハーブで簡単アレンジ

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今回は天然塩とアロマを使った、癒しのバスソルトの作り方をご紹介します。作り方は混ぜるだけと、とっても簡単。さっそくチャレンジしてみましょう♪

小田ゆき

材料の選び方をはじめ、入浴におすすめのアロマ、逆にNGなアロマなど、バスソルトを手作りする上での注意点もご紹介します。ぜひ最後までご覧ください^^

この記事を書いた人

小田 ゆき

アロマとメディカルハーブのスペシャリスト

アロマ専門メディア『AROMA LIFESTYLE』主宰。YouTubeでもアロマ情報を発信し、チャンネル登録者は2万人を超える。セミナー講師、コラム監修、メディア出演などで幅広く活動中。自身の経験を踏まえた、わかりやすく丁寧なレッスンに定評がある。プライベートでは1児の母。詳細プロフィールはこちら

目次

バスソルト作りに必要なものは?

バスソルトを作るために必要な材料は、

  1. 天然塩
  2. アロマオイル(精油)
  3. 植物油(キャリアオイル)
  4. 保存容器

の4つです。

お好みでハーブを加えても素敵ですよ。順番に、詳しく解説していきます。

天然塩

天然塩にはミネラル分が豊富に含まれ、保温、発汗、デトックスに効果的。湯の肌あたりも柔らかになります。海塩や岩塩、死海の塩など、精製されていない塩を選びましょう。

今回はこちら↓のヒマラヤ岩塩を使いました。小粒で溶けやすいです。

アロマオイル(精油)

アロマオイルは100%天然・純粋な精油(エッセンシャルオイル)を使います。精油の種類によって、リラックスやリフレッシュ、美肌、血行促進などさまざまな働きが期待できます。

酸化した精油は肌に刺激を与えるため、必ず新鮮なものを使いましょう。使用量の目安や、おすすめのアロマオイルは記事の後半でご紹介。

植物油(キャリアオイル)

アロマオイル(精油)はお湯(水)に溶けないため、天然塩と混ぜてお風呂に入れてもすぐに分離し、原液が肌に触れてトラブルになる恐れがあります。

そこで、アロマオイルを薄めて、肌への刺激を軽減させるために植物油(キャリアオイル)を使用します。

おすすめは、ホホバオイルやスイートアーモンドなど。植物油による美肌・保湿効果も加わり、お肌もしっとりします。

Attention!

肌の弱い方や高齢者は、植物油の代わりにバスベースなど専用の乳化剤(入浴用分散剤)を使うとより安心です。

保存容器

できあがったバスソルトを保管する容器です。精油の中にはプラスチックを溶かす性質をもつものもあるため、ガラス製がベストです。
ジャムの空き瓶も利用できますが、使用前によく洗って煮沸消毒したものを使いましょう。

TIPS

1回分作るだけなら、保存容器は必要ありません。材料を混ぜられるくらいのサイズの小皿(ガラス製か陶器)を用意しましょう。

アロマバスソルト作りの注意 3つのポイント

ここではアロマバスソルトを手作りする際に、知っておきたい注意事項を3点ご紹介します。

アロマオイル(精油)の選び方

植物から得られる天然のアロマオイル(精油)には有益な作用がたくさんありますが、なかには肌への刺激が強いものや、光毒性(肌についた状態で紫外線にあたると、肌に炎症や色素沈着などの刺激を与える作用のこと)をもつものがあるので注意しましょう。

皮膚刺激に気をつけたい精油

量を減らしたり、様子をみながら使用してください。特に敏感肌の方は注意しましょう。

とくに注意が必要なアロマオイル
  • 柑橘系(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなど)
  • 針葉樹の精油(サイプレス、ジュニパー、ヒノキ、スギなど)
  • スパイス系(シナモン、クローブなど)
  • レモングラス、ペパーミント、ユーカリ・グロブルス など

光毒性に気をつけたい精油

光毒性をもつ可能性のある精油を使用する場合は、肌に使用後は紫外線を避けるか、光毒性の原因成分を除去したFCF(フロクマリンフリー)タイプを選びましょう。

光毒性に注意が必要なアロマオイル
  • アンジェリカルート
  • オレンジビター
  • クミン
  • グレープフルーツ
  • ベルガモット
  • ライム
  • レモン など

アロマオイルの使用量について

アロマオイル(精油)の使用量は、天然塩10mlに対し1滴を目安に、使うアロマオイルの種類や香りの強さによって調節してください。

アロマオイルは、量が多ければ効果が高まるわけではありません。高濃度で使うより、ほのかに香る程度のほうがリラックス作用が高まるという報告もあります。また、肌への刺激が強いものもあるので、使用量を守って安全に楽しみましょう。

子どもに対する注意点

成長過程の子供は嗅覚が大人よりも繊細で、外からの影響を受けやすい傾向があります。また、アロマオイル(精油)は植物の芳香成分が凝縮されているため、小さな子どもには刺激が強すぎる場合も。

原則として、3歳未満の乳幼児には、アロマオイルを加えたバスソルトの使用(アロマバス)は避けましょう
3歳以上の子どもには、大人の使用量の1/10程度から始め、多くても1/2程度とし、様子をみながら慎重に使いましょう。

好きな香りで手作り、アロマバスソルトを作ってみよう

それでは、アロマバスソルトの作り方をご紹介します。
好きなアロマやハーブを加えて、自分だけのアレンジを楽しみましょう。

基本のレシピ(約5回分)

<材料>

  • 天然塩 … 200g
  • 植物油…10ml程度
  • お好みのアロマオイル(精油)…20〜25滴
  • ドライハーブ…適量 *お好みで。ローズ、ラベンダー、カモミールなどがおすすめ

※1回分作る場合は、天然塩40g、植物油5ml(小さじ1)、精油1〜5滴を目安にしてください。

<用具>

  • 材料を混ぜる容器(ボウルなど)
  • 小さじスプーン

アロマクラフト・手作りコスメを安全に楽しむための注意事項

作り方

[1] 清潔な容器に植物油を入れ、アロマオイル(精油)を加えてよく混ぜる。

小田ゆき

今回はホーロー製のボウルを使っていますが、身近なものとして「ジッパー袋」でも代用できます。ただし、アロマオイル(精油)の原液が袋につかないように注意してください。(袋が溶けて、破ける恐れがあるため)

[2] 天然塩を入れ、よく混ぜる。

[3] ハーブを適量加え、軽く混ぜる。(ハーブは入れなくてもOK)

[4] 保存容器に移したら完成。

使い方と注意点

  • 浴そうのお湯にバスソルトを40g(大さじ2程度)入れ、よくかき混ぜてから入ります。ドライハーブを加えた場合は、だしパックに入れて使うと掃除がラクです。
  • 追いだき、循環機能はNGです。(塩分が風呂釜を傷めるため)
  • 肌に異常があればすぐにボディソープなどで洗い流し、使用を中止してください。

保存期間について

  • 直射日光、高温多湿を避けて保存し、2週間程度を目安に使い切りましょう。
バスソルトの作り方・基本のレシピ

お悩み別、おすすめのアロマオイル(精油)

気分や悩みにあわせて香りを選んでみましょう。1種類だけでもOKですし、2〜3種類のアロマオイルを組み合わせることで、相乗効果が期待できたり、香りにも奥深さが出ます

● ストレス・安眠
ラベンダーイランイラン、マンダリン、ベルガモット*、ヒノキ

● 美肌
ラベンダーゼラニウムフランキンセンス、ホーウッド、パチュリ、ローズ

● 冷え・デトックス
グレープフルーツ*、ユズ*、マジョラム、ローズマリー、ジュニパー、サイプレス

Attention!

*印がついたアロマオイル(精油)は光毒性があるため、5〜6時間は紫外線にあたらないようにしましょう。

以下の記事でも、お風呂におすすめのアロマをご紹介しています。

アレンジレシピ:ハーブで色付けしてみよう♪

バスソルトに色付けすると、見た目もグッと華やかに。ちょっとしたプチギフトにもおすすめのアレンジです。

ここではハーブの天然色素を生かした、やさしい色合いのバスソルトの作り方をご紹介します。

作り方

[1] ドライハーブ小さじ2にミネラルウォーター小さじ2~3を加え、色素を出す。

[2] ビニール袋にバスソルトと①を少量入れ、全体に色がつくようふり混ぜる。

[3] 色がついたら、キッチンペーパーの上に広げ、一晩乾かす。

[4] 乾いたら、お好みでアロマオイル(精油)やハーブを加え、よく混ざったら完成。

小田ゆき

おすすめのハーブは、マローブルーやハイビスカスなど。水出しのほか、チンキであれば、ローズやローズマリーでもきれいに色がつきますよ^^

色付けに使う塩は、生活の木のシーソルトや、白いタイプの岩塩がおすすめです♪

おわりに

バスソルトの作り方をはじめ、入浴におすすめのアロマや簡単に楽しめるアレンジレシピをご紹介しました。

心地よい香りに包まれたバスタイムは、1日の疲れを癒やし、良質な眠りを誘ってくれます。

ぜひ自分好みのアロマバスソルトを作ってみてくださいね。

小田ゆき

簡単に作れるので、疲労回復、デトックスなど、お悩み別にアロマバスソルトを手作りしておくのもおすすめですよ♪

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この記事を書いた人

アロマとメディカルハーブのスペシャリスト。アロマ専門メディア『AROMA LIFESTYLE』主宰。YouTubeでもアロマ情報を発信し、チャンネル登録者は2万人を超える。メディア出演も多数。自身の経験を踏まえた、わかりやすく丁寧なレッスンに定評がある。

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