こんにちは!アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
いよいよ受験シーズンがやってきましたね。
天然の香りは集中力や暗記力のアップ、心の不安や緊張を和らげる働きが期待でき、受験生の心強い味方となってくれます。
そこで今回は受験生におすすめの5つのアロマオイル(精油)をご紹介します。
受験生におすすめのアロマオイル5選
オレンジ・スイート
多くの方から好まれるオレンジ・スイートは、集中力アップやストレスケアに取り入れたい香りのひとつ。
2015年に小学6年生を対象に行われた実験では、オレンジ・スイートの香りを嗅ぐことで“計算ミスが減少”する傾向が見られた、と集中力によい影響を与える結果が明らかになっています。
オレンジの甘くフレッシュな香りは気持ちを明るく前向きにさせてくれるため、受験直前にイライラ感や緊張感が強いときにオレンジ・スイートののアロマオイル(精油)をティッシュやコットンに1〜2滴落として香りを嗅いでみましょう。
気持ちを切り替えたいときにもおすすめです。
ペパーミント
ペパーミントも、先ほどの研究で計算ミスが少なくなる傾向が見られたアロマオイルです。「集中している」「頭がすっきり」「元気がある」と気分にもよい影響を与える結果が出ています。
清涼感あるミントの香りは、勉強中に頭がぼーっとするときの気分転換や眠気覚ましにも効果的。頭がシャキッとしてきます。
オレンジ・スイートと組み合わせても◎
※ペパーミント精油は禁忌や注意事項が多いので、用法用量を守って使用する。
ローズマリー
頭脳明晰化作用があるローズマリーは集中力アップに欠かせないアロマオイル(精油)のひとつ。
脳に活力を与え、記憶力を高める働きがあり、認知症予防にも用いられています。
イギリスのノーサンブリア大学の研究では、ローズマリー精油を嗅いだグループの長期的な記憶力が約6割〜7割アップしたという結果も。
すっきりしたハーバルな香りで気分もシャキッとします。
レモン
レモンのさわやかな香りはリフレッシュ効果が高く、集中力や記憶力をアップしたい場面で力強い味方になってくれます。
ある実験では、レモン精油を嗅いだグループは「P300」という人の集中度を測る際に用いられる脳波の感度が高まり、脳の働きを活性化させるという結果がでています。
<参考>古賀良彦:香りが脳機能へ与える効果の脳波解析による測定, AROMA RESEARCH, 1,66-69, 2000 (フレグランスジャーナル社)
※レモン精油は光毒性があるため、肌に使用後は紫外線を避ける。
ラベンダー
勉強に集中した後は疲れた脳を休ませてあげることも大切です。
そんなときに支えとなってくれるのがラベンダー。リラックス効果に優れ、脳の興奮や緊張を沈めて心身を落ち着かせる働きがあります。
試験前の追い込みでイライラ・焦りを感じたり、不安を感じてよく眠れないという場合には、ラベンダー精油を3〜5滴お風呂に垂らして入浴するのがおすすめです。寝る30分くらい前にお部屋にほのかに香りを広げるのも◎
おすすめの活用法
ティッシュやコットンに垂らす
アロマディフューザーで香りを拡散する方法が一般的ですが、もっと手軽なのがこちらの方法です。
アロマオイル(精油)をティッシュやコットンに1〜2滴垂らし、勉強中にデスクの上など自分の近くに置いておきます。
試験当日の朝、ハンカチやタオルなどに垂らしてバッグに忍ばせておき、休憩時間に香りを嗅いでも◎
※試験当日は香りが周りに広がらないように十分注意を(他の人の迷惑になってしまうため)
お守りアロマスプレー
好きな香りでお守りを。使いたいときにシュッとひと吹きするだけで手軽に使えるアロマスプレーを作ってみましょう。
持ち運びにも便利です。
アロマスプレーの作り方
スプレー容器に無水エタノール5mlを入れ、精油を10滴加え軽く混ぜます。さらに精製水を45ml入れてよく振ってませれば完成。
使う前には容器を振ってよく混ぜてから使います。
注意したいこと
アロマテラピーの効果を得るためには、その香りが好きかどうか、心地よいと感じるかどうかがポイントです。
苦手な香りは逆にストレスになってしまいますので、まずは好きな香りを取り入れるようにしましょう。
おわりに
天然のアロマは脳に直接働きかけ、受験勉強に集中しやすい状態に導いてくれます。
集中力を高める香りや心身をリラックスさせる香りを上手に取り入れて、万全な状態で試験に挑みましょう!
そのどちらにもアロマテラピーは強い味方となってくれますよ。