5分でできる!アロマスプレーの作り方

アロマスプレーの作り方

こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。

シュッとひと吹きで手軽に香りを楽しめる「アロマスプレー」。その作り方はとっても簡単です。材料を順番に混ぜるだけなので、はじめてでも失敗なく作れますよ。

お気に入りのアロマオイルで、自分だけのアロマスプレーを作ってみましょう!今回は、アロマスプレーの基本の作り方をご紹介します。

アロマスプレーの魅力って?

アロマスプレー

アロマスプレーの魅力はなんといっても好きな香りを手軽に楽しむことができること。

お部屋のルームスプレーとしてはもちろん、香りの特性を生かして虫除けやデオドラント、除菌、消臭に、また風邪や花粉症の時期にマスクスプレーとして使ったりと、いろいろな用途で使えます。

持ち運びもできるので、仕事中の気分転換にもぴったりです。

アロマスプレー作りに必要なもの

アロマスプレー 材料

アロマスプレーを作るために必要な材料は、

  • アロマオイル(精油)
  • 無水エタノール
  • スプレー容器

の4つです。

また、エタノールや精製水をはかる計量カップ(ビーカーなど)を用意しておくと作業がスムーズですよ。

アロマオイル(精油)

アロマオイルは100%天然・純粋な精油(エッセンシャルオイル)を使います。ブレンド濃度や、おすすめのアロマオイルは記事の後半でご紹介。

無水エタノール

アロマオイル(精油)は水に溶けにくいという性質があります。そこでアロマオイルと水を混ざりやすくするために使うのが「無水エタノール」です。防腐作用もあるため、スプレーを作る際に加えると保存性も高まります。

●エタノールの種類について
エタノールには、主に無水エタノールと消毒用エタノールの2種類がありますが、アロマテラピーでは「無水エタノール」を使うのが一般的です。無水エタノールはアルコール度数が非常に高い(99.5%以上)ので精油を溶かすのに適していることと、アルコール濃度の計算がしやすいというメリットがあります(主に香水作りなど)。

●どこで買えるの?
無水エタノールは薬局やネット通販で入手できます。ない場合は、消毒用エタノールやアルコール度数の高いウォッカ(40度以上)などで代用できます。

●エタノール取り扱いの注意点
無水エタノールは引火性があるため、使用や保管の際は火気に十分注意しましょう。

エタノール購入時の注意点
同じアルコールでも、「燃料用アルコール」や「工業用アルコール」は人体に有毒なメタノールを含んでいるため、絶対に使わないでください。購入時は間違って購入しないように注意しましょう。

アロマオイル(精油)の香りをできるだけそのまま香らせるためには、純度の高い「精製水」が最適ですが、飲料水(軟水のミネラルウォーター)や水道水を使用しても問題ありません

精製水は薬局やネット通販で100円ほど(500ml)で購入できます。

小田ゆき
化粧水やボディローションなどの手作りコスメを作る場合には、精製水やミネラルウォーター、芳香蒸留水を使いますが、ルームスプレーや掃除用などスキンケアが目的でない場合は水道水でOKです。

スプレー容器

アロマオイル(精油)やエタノールはプラスチックを劣化させる恐れがあるので、ガラス製のものが安心です。スプレー容器は、アロマ専門店やネット通販で購入できます。

プラスチック製を選ぶ場合には、必ずアロマオイルやアルコールへの耐性があるものを選ぶようにしましょう。

小田ゆき
100均などの安いスプレー容器は、液漏れしたり、ボトルが白く変色してしまうことがあるので注意しましょう。

スプレー容器の選び方について、詳しくは以下の記事でご紹介しています。

アロマスプレー作りに適したスプレー容器とは?プラスチックは使える?

2016.08.14

好きな香りでDIY!アロマスプレーを作ってみよう

基本のレシピ(50ml容器分、100ml作るときは倍の分量で)

  • お好みの精油 10滴
  • 無水エタノール 10ml
  • 精製水 40ml

作り方

[1] スプレー容器に無水エタノールを10ml入れる。(容器の1/5くらいを目安に。)

※無水エタノールは引火性があるため、火気の近くでの使用・保管は避けてください。

[2] 精油を10滴加え、容器を軽く振ってまぜる。

[3] 精製水を40ml加える。(白濁したり、エタノールと水が混ざり合う反応熱により、やや温かく感じることもありますが問題ありません。)

[4] 容器のふたをしめ、よく振って混ざったら完成。

アロマスプレーの作り方

使い方

  • 使用の都度、容器をよく振って中身を混ぜてからスプレーしましょう。
  • 冷暗所で保存し、2週間程度を目安に使い切りましょう。

注意点

  • 使用する材質によってはシミになることがあるため、スプレーする前に目立たないところで試してから使ってください。とくに柑橘系など色のついた精油を使う場合は注意しましょう。
  • 肌にスプレーする場合は、光毒性のある精油に注意してください。

光毒性ってなに?日中にアロマオイルを使う場合は注意しよう!

2016.04.22

アロマスプレー作りのポイント

アロマオイルの選び方

アロマスプレーは1種類のアロマオイル(精油)があれば作れますが、2種類以上をブレンドすることで香りに深みが増したり、香りの持続性を高めることもできます。詳しくは以下の記事でお伝えしています。

アロマオイルの簡単ブレンド方法、初心者さん向けおすすめレシピ

2017.04.18

アロマオイルの分量・濃度について

アロマオイル(精油)の分量は、全体量の0.5〜3%が基本ですが、アロマスプレーを使う目的に合わせて濃度を調整しましょう。
(アロマオイル1滴は約0.05mlです)

肌に使う場合(虫除け、デオドラントなど)
1%以下
※子供(3歳〜)や敏感肌は0.5%以下にします。3歳未満の子供には精油を肌に使うのは控えるようにしましょう。

部屋の芳香、衣類の香りづけ
1〜3%

掃除、除菌、消臭に
最大で4%程度

<何滴入れたらよいかわからないときの早見表>
※1滴が約0.05mlの精油を使用した場合。

スプレー全体量 30ml 50ml 100ml
濃度 0.5% 3滴 5滴 10滴
1% 6滴 10滴 20滴
2% 12滴 20滴 40滴
3% 18滴 30滴 60滴
4% 24滴 40滴 80滴

香りづくりの参考に、おすすめブレンドレシピ

※レシピ内の数字は出来上がり10滴の精油滴数です。

リビングの香りに

ラベンダー4滴+ローズマリー2滴+レモン4滴
→甘すぎず、軽すぎず、ちょうどよいさわやかな香り。

寝室に

ベルガモット6滴+ラベンダー3滴+イランイラン1滴
→安眠を誘うブレンド。ぐっすり眠れそうな優しいフローラルな香り。ベルガモットの代わりにオレンジスイートを使っても◎

キッチンの消臭に

レモン6滴+ユーカリ3滴+レモングラス1滴
→抗菌・殺菌効果のあるブレンド。シンクやゴミ箱にシュッとひと吹きすると、爽やかな香りが広がって嫌なニオイも消臭できます。

どんな精油を使おうか迷ったら、「アロマの効果・効能一覧」をご覧ください。目的別におすすめの精油をご紹介しています。

お気に入りの香りで自分だけのアロマスプレーを作ってみよう♪

アロマスプレー

アロマスプレーはルームフレグランスとしてはもちろん、ベッドやカーテンのリネンスプレー、除菌や消臭、虫除けなど、さまざまなシーンで手軽に使えるのが一番のメリット。

簡単に作れるので、いろいろなバリエーションで自分だけのアロマスプレーを作ってみてくださいね。

ちなみに、精油のブレンドレシピに迷ったら、こちらの本も参考になります。

小田ゆき
私がアロマを始めたばかりの頃に購入した本ですが、すぐに真似できるレシピがたくさんです♪

YouTubeでも作り方をご紹介しています

アロマスプレー作りのよくある質問

できあがったスプレーの出が悪くなったり、液漏れしたりします。これを防ぐ方法はありますか?
精油の中にはプラスチックを溶かす性質があります。

そのため、容器の素材が精油の保管に適したものでなかったり、精油の原液が容器に触れることで液漏れや目詰まりを起こします。

まずは精油やアルコールへの耐性のある容器を使うことが大前提ですが、それでも精油の種類や使用量などによっては漏れやすくなることもあります。

そこでポイントとなるのが、《精油を水に完全に溶かす(分散させる)》ということです。こうすることで、精油原液が直接容器に触れることがなくなり、液漏れを防ぐことができます。

精油を水に溶かす方法としては以下の2つがありますので、お好みの方法をお試しください。

1)アルコール濃度を80%以上にする
全量に対し、無水エタノールの割合を80%以上にすると精油が完全に混ざります。
ただし、エタノールには皮膚刺激性がありますので、ルームスプレーや掃除用など、肌に使わない用途に限ります。

例:50ml容器分・精油濃度1%の場合
無水エタノール40mlに精油を10滴加え、混ぜ合わせる。
そこに水を10ml入れ、よく振って混ざったら完成。

*無水エタノールに精油を溶かした後、水を加えてください。
*できあがったスプレーはすぐ使うこともできますが、アルコールの匂いがきついため、時々混ぜながら1週間程度冷暗所で保管して香りを馴染ませてから使うことをおすすめします。
*アルコール濃度が高いため、火気の近くでの使用・保管は避けてください。

2)乳化剤を使用する
「乳化剤」とは、水と油のように混じり合わないものを、均一に混ざりやすくするものです。
手作りコスメ用の乳化剤がネット通販で入手できますので、ボディスプレーなど肌に使う場合はこちらの方法がおすすめです。

▼例えばこちら
https://item.rakuten.co.jp/mmoon/nyu0-leci-00-000-010/

*乳化剤を使う場合は、エタノールは入れなくても構いません。