こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
夜の時間が長くなるこれからの季節。お気に入りの香りで、心も体もリラックスできるキャンドルを手作りしてみませんか?
今回は植物性の素材であるソイワックスと精油を使った、シンプルなアロマキャンドルの作り方をご紹介します☺️
最近はドライハーブを詰め込んだボタニカルキャンドルが人気ですが、キャンドルとして日常的に灯や香りを楽しむならシンプルが一番。とても簡単に作れて、日々の暮らしにすぐに取り入れることができますよ。
それではさっそくレシピをご紹介していきます。
アロマキャンドル作りに必要なものは?
アロマキャンドル作りに欠かせない材料は
- ソイワックス
- キャンドル芯
- 精油
の3つです。また、キャンドルを固める容器など、必要な道具類もご紹介していきます。
ソイワックス
アロマキャンドルの主原料となるワックス(蝋)。色々な種類がありますが、今回は大豆からできたソイワックスを使います。植物性なのでススが出にくく、低温でゆっくり燃えるので、香りを楽しむアロマキャンドル作りに適しています。
ソイワックスはAmazonや楽天で購入できます。「ソフトタイプ(コンテナ用)」と「ハードタイプ(ピラー用)」の主に2種類がありますが、今回は容器に流し込むタイプのキャンドルを作るので「ソフトタイプ」を使います。もしハードタイプしかなければ、それでもOK。
キャンドル芯
キャンドル芯には色々な種類がありますが、芯と台座がセットになっているものが便利でおすすめです。楽天で購入できます。
精油(エッセンシャルオイル)
キャンドルの香料として使います。今回は天然の「精油(エッセンシャルオイル)」を使います。1種類あれば作れますが、2、3種類使った方が香りに深みが増して、香りを長持ちさせることもできます。精油の分量は、使用するワックスの5%を目安に。
耐熱性ガラス容器
キャンドルを流し込むガラス容器です。耐熱性のものを選びましょう。蓋がついてるものだと、使わないときに蓋をしめておけばホコリが防げたり、香りが飛ぶのも抑えられます。ジャムの空き瓶も使えます。WECKの容器がおしゃれでおすすめです。
その他、必要な道具
- 割り箸
- 耐熱性ビーカー
- 鍋(湯せん用)
- はかり
- クッキングシートまたは新聞紙
キャンドル芯を固定したり、材料を混ぜる時に使います。2本用意しておきましょう。
キャンドルを溶かす容器。なければ半分に切った牛乳パックでも代用可。
好きな香りでキャンドルを作ってみよう
それではアロマキャンドルの作り方をご紹介します。
基本のレシピ(80ml容器分)
- ソイワックス(ソフトタイプ) 80g
- 精油 80滴
作り方
[下準備]
最初に香りを決めていきます。「ぐっすり眠りたい」「幸せな気分になりたい」など、作りたい香りのテーマを決めると、精油を選びやすくなります。
テーブルの汚れ防止に、クッキングシートまたは新聞紙を敷いておきます。
[1] キャンドル芯をガラス容器の中心にセットして、割り箸で固定します。
[2] ビーカーにソイワックスをはかり、湯せんで溶かします。
ときどき割り箸で混ぜると溶けやすいです。このときワックスの中に水が入らないように注意します。また、ソイワックスは120度以上に加熱すると酸化するので、余熱をうまく利用して溶かすと◎
注意
・ワックスは可燃性の油です。ガス火で溶かすのは危険なので、IHもしくはホットプレートを使いましょう。
・加熱中は鍋のそばから離れないでください。
ちなみに、ビーカーの代わりに牛乳パック(半分にカットしたもの)を使えば、後片付けもラクです。溶けるのにちょっと時間がかかりますが、身近なもので作りたいという方におすすめです。
ワックスは電子レンジで溶かしてもいいの?
少量のソイワックス(約50gくらいまで)は電子レンジで溶かすことができますが、より安全なのは湯煎で溶かす方法です。高温になりすぎることもなく安心です。
[3] ソイワックスが溶けたら取り出し、粗熱が取れるまで少し待ちます。
※ワックスの温度が高い状態で精油を入れると、香りが飛んでしまうため。
[4] 粗熱が取れたら、精油を加え、割り箸で混ぜ合わせます。
※精油の分量は、使用するワックスの分量の5%を目安にお好みで調整してください。
精油の滴数=(ワックスの量×5%)÷0.05ml
*精油1滴は約0.05mlです。
[5] ワックスをガラス容器にゆっくりと流し込みます。
[6] そのまま置いて固めます。
※ワックスの量にもよりますが、約1時間くらいで固まります。
[7] 完全に固まったら、キャンドル芯を1cmほど残してカットして完成♪
キャンドルの香りが弱い…と感じるときには
精油で香り付けしたキャンドルはほのかに香る程度です。もう少し香りを強くしたい場合は、一度キャンドルの火を消して、溶けたロウの外側に精油を2,3滴落とします。するとふわっと香りが広がるので試してみてください。
※精油は引火性があるため、火のついたキャンドルの近くに精油瓶を置かないようにしましょう。
お気に入りの香りで自分だけのアロマキャンドルを手作りしよう♪
いかがでしたか?とても簡単に作れるので、みなさんもお気に入りの香りでぜひ作ってみてくださいね。
自分だけのキャンドルでリラックスタイムをさらに充実させましょう☺️
YouTubeでも作り方をご紹介しています
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