光毒性ってなに?日中にアロマオイルを使う場合は注意しよう!

こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。

今回は、 アロマオイル(精油)の光毒性(ひかりどくせい) について。

アロマを始めたばかり、あるいは、これから始めてみたいという人には必ず知っておいてほしいことなので、わかりやすく解説しますね。

目次

光毒性(ひかりどくせい)とは?

光毒性とは、日光にあたることで、シミや炎症などの皮膚トラブルが起こること

アロマオイルに含まれるごく一部の成分が紫外線に反応することで起こり、光感作作用ともいわれます。

光毒性のあるアロマオイル(精油)

すべてのアロマオイルに光毒性があるわけではなく、主に 柑橘系の果皮を圧搾して抽出したアロマオイルセリ科の一部のオイル に光毒性があります。

特に注意が必要なのが、ベルガモットです。

光毒性に注意したいアロマオイル

  • ベルガモット
  • レモン(圧搾法)
  • グレープフルーツ
  • ライム(圧搾法)
  • オレンジ・ビター
  • アンジェリカルート
  • クミン

<補足>
オレンジ・スイート、マンダリン、ユズ、ネロリには光毒性はありません。
また、光毒性の原因となる成分は熱に弱いため、熱を加える水蒸気蒸留法であれば光毒性のある成分は抽出されない=光毒性がないとされています。

出かける前や外出先など。日中には使用を避ける

光毒性のあるアロマオイルは、外出前や外出先など日中に使わないのが一番 です。

もし、肌に使用した場合は、5〜6時間は日光にあたらないようにしましょう

夜なら安心して使える

光毒性 という文字から、なんとなく肌に悪そうなイメージを持ってしまいますが、日光に当たらなければ心配ないので、夜寝る前に使えば安心です。

その際は、ホホバオイルなどで薄めてから使いましょう。

■参考
アロマオイルをお肌につける方法

ベルガプテンフリーなら日中も使える

ベルガモットには、光毒性をもつ「ベルガプテン」という成分を除去した精油もあります。

ベルガモットFCF(フロクマリンフリー)」 、「ベルガプテンフリー」という表示があるものが該当します。

日中にも使いたい、光毒性が気になる、という方には特にオススメです。

おすすめのベルガモットFCF精油

▽私が使っているニールズヤードのベルガモットもベルガプテンフリーです。

▽生活の木
3mlの少量から購入できます。

最近では水蒸気蒸留法で抽出されたレモン精油も手に入るようになりました。

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光毒性なし! 時間帯を気にせず使えるフレーバーライフの「瀬戸内レモン」 瀬戸内海の温暖な気候で太陽をいっぱい浴びて育ったレモン。その恵みがぎゅっとつまった「瀬戸内レモン精油」は光毒性がなく時間帯を気にせず安心して使うことができるイチオシの精油です。

おわりに

光毒性があるからといって過剰に恐れる必要はありません。

ベルガモット、レモン、グレープフルーツなどを日中に使う時には気をつける ということを覚えておいてくださいね。

小田ゆき
アロマオイルを嗅いで楽しむ芳香浴なら光毒性を心配しなくて大丈夫。
アロマバスやアロママッサージ、手作りコスメや香水など、肌につける場合に注意しましょう。
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この記事を書いた人

アロマとハーブのスペシャリスト。「植物の力で、心とからだを美しくすこやかに」という想いのもと、日々の暮らしに役立つフィトテラピーの知識やアイデアを発信しています。

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