こんにちは、ハーバルセラピストの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
バルコニーやベランダにちょっとした植物があると癒されますよね。
ハーブは見て楽しむのはもちろん、料理やハーブティー、クラフトなどさまざまな用途で利用でき、育てる楽しさも倍増します♪
そこで、今回は初心者でも扱いやすく、ベランダでも育てることができるハーブをご紹介します。
1. ローズマリー
ローズマリーは古くから「若返りのハーブ」として知られ、強力な抗酸化成分を含む美容と健康に役立つハーブのひとつ。
「記憶力を高めるハーブ」としても有名で、クリアな香りは頭をすっきりさせてくれます。
料理の香りづけはもちろん、オイルやアルコールにつけた抽出液を手作り化粧品やアロマクラフトなどに幅広く利用できます。
育て方
半日陰でも育ちますが、日当たりのよい場所の方が丈夫に育ちます。
乾燥を好むので、水のやりすぎには注意。
2. オーデコロンミント
ペパーミントの一種で、ミントの中でも香り高く人気のハーブ。ベルガモットミントとも呼ばれます。
とても育てやすく、ガーデニング初心者の人にもおすすめです。
料理の飾りつけや、お風呂でハーバルバスとして香りを楽しめます。ドライにすれば、ポプリとしても活用できますよ。
育て方
とても丈夫なので、日向でも半日陰でも育ちます。夏場は半日陰の方がよいでしょう。
乾燥に弱いので、土が乾いてきたら水をしっかりとやります。
繁殖力が旺盛なので、他のハーブとの寄せ植えではなく、これ単体で育てましょう。
3. レモンバーム
レモンのようなさわやかな香りのハーブ。別名メリッサとも呼ばれ、その香りには精神的なストレスを和らげてくれる効果があります。
ドライにすると香りが弱くなるので、フレッシュな状態で使うのがおすすめ。ハーブティーや、お風呂に入れてハーバルバスとして使ってみましょう。
葉っぱをこすると、とってもいい香りがします。
育て方
日当たりが良すぎる場所よりも、やや日陰の方が元気に育つので、直射日光のあたらない半日陰に置きます。(私は真夏の直射日光で葉っぱの周りが茶色くなる日焼けを経験したことがあります>_<)
やや湿り気を好むので、土の表面が乾いてきたらたっぷり水をあげましょう。
4. セージ
セージはローズマリーに次ぐ抗酸化力を持ち、また抗菌作用と収れん作用が高いのも特徴。
古代ギリシャの時代からメディカルハーブとして用いられてきたもので、「庭にセージの生える家には病人が出ない」と昔は言われていたそう。
喉の痛みや口内炎などにハーブティーやマウスウォッシュで用いられたりします。
料理では、お肉の臭みを消すのに役立ちます。
セージにはたくさんの種類がありますので、「コモンセージ」を選びましょう。
育て方
とても丈夫ですが、湿気に弱いので、土の表面が乾いたら水をあげる程度でOK。
夏は半日陰でも大丈夫ですが、それ以外の季節はたっぷりとお日様に当てましょう。
5. タイム
煮込み料理をおいしくするためのブーケガルニに欠かせないハーブのひとつ。肉料理やスープなどの香りづけにも使えます。
数あるハーブの中で最も抗菌力の強いハーブといわれ、ハーブティーは消化不良や食あたりに用いられています。
アルコールにつけた抽出液(チンキ)を使って、抗菌スプレーを手作りしたり、リースにしてもいいですね。
タイムもたくさんの種類がありますので、「コモンタイム」を選びましょう。
育て方
比較的、暑さや寒さ、乾燥にも強いハーブですが、多湿に弱いので、風通しの良い場所で育てましょう。
日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりの良いところで。
おすすめのガーデニングショップ(通販)
ハーブティー専門店 e-ティザーヌ
様々な種類のハーブ苗が購入できます。
ハニーミント
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おわりに
初心者の方でも育てやすいおすすめのハーブをご紹介しました。
暖かい春の季節は植物を育てやすい時期でもありますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
毎朝水やりの時にハーブに向き合うだけでホッと心も癒されますよ♪
午前中しかお日様が当たらないのですが、丈夫に育ってくれています(*^^*)