こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
じめじめ蒸し暑い夏は、透明で涼しげなジェルキャンドルを取り入れて、季節感ある素敵なお部屋を演出してみませんか?
今回は、貝殻やコーラルストーンを使った夏らしいジェルキャンドルの作り方をご紹介します。
ジェルキャンドルの魅力って?
透き通る透明感が涼しげなジェルキャンドル。
「ジェルワックス(ゼリーワックス)」という素材を溶かすだけで簡単に作ることができ、普通のキャンドルにはない透明感やぷるんとしたゼリーのような弾力が魅力です。
一般的なキャンドルに使用されるパラフィンワックスに比べて、燃焼時間は約3倍と、キャンドルを長く楽しめるのもジェルキャンドルならでは。
ジェルキャンドルの作り方・レシピ
必要なもの(200ml容器1個分)
- ・ジェルワックス 200g
- ジェルワックスは弾力性のあるゼリー状のワックスです。ネット通販で購入できます。(おすすめショップは後半でご紹介)
- ・キャンドル芯&座金 1つ
- 芯と座金がセットになっているものが便利です。
- ・飾りつけ用材料
- 貝殻やカラーサンド、ガラス細工など不燃性のデコレーションパーツがおすすめです。
- ・アロマオイル(お好みで)
- 使用するワックスの5%を目安に。香りをしっかり楽しみたい方は、合成香料が含まれているキャンドル用のフレグランスオイルがおすすめです。
- ・耐熱性のガラス容器(200ml) 1つ
- ジャムの空き瓶など。今回は蓋つきのウェックを使っています。
- ・ステンレス鍋 or ホーロー鍋 1つ
- ジェルワックスを溶かすときに使います。調理に使わないものを用意しましょう。今回は、キャンドル用のホーローマグカップを使用しています。
- ・割り箸 1つ
- キャンドル芯を固定するときに使います。
- ・温度計 1つ(あれば)
作り方
[1] キャンドル芯をガラス容器の中心にセットし、お好みの飾りを入れる。
[2] ジェルワックスを鍋に入れ、IHヒーターもしくはホットプレート(160〜180℃程度)で溶かす。*やけどに注意。温度計があると安心です。
注意
・ワックスは可燃性の油です。ガス火で溶かすのは危険なので、IHもしくはホットプレートを使いましょう。水が混入すると、油はねの恐れがあるため、湯煎も避けた方がベター。
・加熱中は鍋のそばから絶対に離れないでください。ワックスは水と違って100度を超えても沸騰することなく、あっという間に高温になります。余熱をうまく利用しましょう。
[3] ジェルワックスの温度が80℃になるまで冷まし、アロマオイルを加えて香り付けする。かき混ぜすぎると気泡が出やすくなるため、かき混ぜすぎに注意。【香り付けしない場合は、[4]の工程へ】
ジェルキャンドルの香り付けについて
ワックスの温度が高いと、香りが飛んでしまいます。80℃になるまで冷ましてからアロマオイル/フレグランスオイルを加えるのがポイントです。
[4] ジェルワックスをガラス容器にゆっくりと注ぐ。
キャンドル芯が真ん中にくるように割り箸で挟むと仕上がりが綺麗になります。
[5] ジェルが完全に冷えたら、キャンドル芯を1cmの長さに切って整える。
[6] 完成!
作り方の注意点
- ワックスは油です。100℃を超えても沸騰せず、すぐに高温になりますので、作業中はやけどに注意してください。また、220℃を超えると発火する恐れがありますので、取り扱いには十分注意を。
- お子さんと一緒に作るときには、鍋や加熱直後のワックスに触れないように配慮してください。
ジェルキャンドルの材料はどこで買える?
ジェルキャンドルの材料は、ネット通販が手に入りやすいですが、最近では100円ショップや東急ハンズなどバラエティショップでもチューブ入りのジェルワックスやデコレーションパーツが販売されています。
品揃え重視であれば、キャンドル材料を扱う専門のネットショップがおすすめ。あれこれ材料を揃えるのが面倒という方は、初心者向けのキットを利用してみましょう。
キャンドル材料がそろうおすすめネットショップ
・Happy Candle
格安でワックスが購入できる人気の通販サイトです。貝殻やカラーサンド、色付け用の染料も揃います。楽天のほか、Amazonでも購入可。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kinokokinoko/candle/gelcandle.html
・ベッキーキャンドル
キャンドルの専門店。ワックスや香料の品揃えが豊富で、キャンドルの材料の仕入れにもおすすめです。
http://www.candles.jp/
おわりに
今回は、夏にぴったりな透明感あふれるジェルキャンドルのレシピをご紹介しました。
作り方はとても簡単なので、お気に入りのグラスや貝殻を使って自分好みのオリジナルキャンドルをぜひ作ってみてくださいね。
お子さんの夏休みの自由研究にもおすすめですよ。