こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
石けんづくりといえば、苛性ソーダを使った本格的な石けんや、細かく砕いた石けん素地で作る手ごね石けんがありますが、手間がかかりそうでちょっとハードルが高いと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな方でも簡単にかわいい石けんを作ることができる方法があるんです。
そこで今回は グリセリンソープを使った石けんの作り方 をご紹介します。
グリセリンソープを溶かして、好きな香りや色、ハーブなどを加えて固めれば誰でも簡単におしゃれな石けんを作ることができますよ。
溶かして固めるだけ!グリセリンソープを使った石けんの作り方
必要なもの(50gの石けん2個分)
- ・グリセリンソープ クリア 100g
- MPソープとも呼ばれています。生活の木やアロマクラフトの材料を扱うネット通販などで手に入ります。
- ・お好みのアロマオイル(精油) 10〜20滴
- ラベンダーやオレンジ・スイートなどお好みのものを。入れなくてもOKです。
- ・飾り用ハーブ
- お好みで。少量なら家にあるハーブティーを使っても。
- ・石けんを固める型 2つ
- シリコンカップや製菓用の型など。紙コップや牛乳パックでも代用できます。
- ・石けんを溶かす容器 1つ
- 電子レンジ対応の耐熱容器を選んでください。
作り方
1. グリセリンソープを溶けやすいように1〜2cmほどにカットして、容器に入れます。
2. 電子レンジで加熱します。500Wで約20秒間。(湯せんでもOK。)
3. グリセリンソープが完全に溶けたら電子レンジから取り出し、アロマオイルを10〜20滴加えて割り箸などでかき混ぜます。*気泡が立たないようにゆっくり混ぜるのがコツ。
4. 型にソープ液を半分ほどそそぎ、飾り用のハーブをのせます。*固まりやすいので素早く。
5. 型の残り半分にソープ液を流し込み、冷まします。
6. 1時間ほどで固まったら型から取り出して、2〜3日風通しのよいところで乾燥させれば完成。
▽飾り用ハーブはマリーゴールドとローズマリー、香りは左がレモングラス&ローズマリー、右がグレープフルーツ&オレンジにしてみました。
作り方のポイント
・型にあらかじめ飾り用ハーブを散らしてから、その上にソープ液を流し込んでもOKです。
・型から取り出しにくいときは、冷凍庫で少し冷やすと出しやすくなります。
注意点
・電子レンジで加熱したソープ液は熱くなっているので注意してください。
・成分中のグリセリンが水分を引き寄せて水滴がつくことがありますので、高温多湿を避けて冷暗所で保管するようにしましょう。
グリセリンソープ(MPソープ)とは?
手作り石けんの材料のひとつで、電子レンジで溶かすことのできる石けんの素のこと。
天然の保湿成分であるグリセリンを含むことから、グリセリンソープと言われています。
MPソープという名称でも販売されています。MPとはMelt and Pour(溶かしてそそぐ)の略です。
色はクリアとホワイトの2タイプがあります。
クリアは透明の石けんを作ることができます。ホワイトは乳白色のソープベースで、色をつければパステルカラーのかわいい石けんが作れます。
ナチュラル原料がベースですが、一般的なグリセリンソープには界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)が含まれています。
敏感肌の方やお子さまにはラウリル硫酸ナトリウム(界面活性剤)が含まれていないSLSフリーもありますので、お好みで選んでみましょう。
▽SLS不使用のグリセリンソープ
▽SLSフリーのオーガニックもあります。
おわりに
石けんづくりというとハードルが高いように思いますが、グリセリンソープを使えばとっても簡単に作ることができます。
溶かして固めるだけなので、石けん作りが初めての方やお子さまの夏休みの自由研究や工作としてもおすすめです。
アレンジは自由自在ですので、自分だけのオリジナルの石けんを作ってみてくださいね。