こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
お風呂にポンっと入れると、シュワシュワ泡を立てながら溶けていくバスボム。見ているだけで楽しく、ふんわり広がるやさしい香りにも癒されますよね。
市販品でもいろいろな種類のバスボムが売られていますが、実は身近な材料で手作りすることができるんです。
自分好みの香りやハーブで、見た目にも可愛らしいバスボムを作ってみませんか?
バスボムの炭酸ガスには、血行促進や新陳代謝をアップする働きが。肩こりや冷え、疲労回復、美容にも効果的です。
バスボム(バスフィズ)の作り方・レシピ
材料・用具(手のひらサイズ3個分)
- 重曹 100g
- クエン酸 50g
- 片栗粉もしくはコーンスターチ 50g
- お好みのアロマオイル(精油) 5〜15滴 *肌の弱い方は少なめに
- 無水エタノールもしくは水(スプレー容器に入れたもの) 少々
- ドライハーブ 適量 *お好みで
- ボウル
- スプーン
- お好みの容器・型
*バスボムは肌に触れるものなので、重曹とクエン酸は食用グレード(不純物が少ない)がおすすめです。
作り方
[下準備] 型にハーブを並べておく。※ハーブで飾り付けをする場合。
[1] ボウルに重曹、クエン酸、片栗粉を入れ、スプーン(ゴムベラ等でもOK)でよく混ぜ合わせる。
[2] アロマオイル(精油)を少しずつ加え、軽く混ぜ合わせる。※一箇所にかたよらないように。
[3] 無水エタノールをスプレーで少しずつ吹きかけて、その都度よく混ぜ合わせる。
※一度に水分を加えすぎると、重曹とクエン酸が反応して発泡してしまうので要注意。
[4] 少し湿った状態になったら、容器に入れてギュッと押し固める。ラップで包み、丸いボール状に握ってもOK。
手でギュッと握ったときに、写真のように固まる感じになれば型入れOK。
スプーンの背でしっかり押しながら詰めていく。紙やラップをのせて、指で押し固めても○
[5] 風通しのよいところで半日~1日乾燥させて、型から取り出したら完成。(湿気の多い夏場や雨の日は冷蔵庫での乾燥がおすすめ)
使い方
浴槽にバスボムを入れ、よくかき混ぜてから入浴します。
これで失敗しない!バスボム作りのコツ・ポイント
●材料について
・重曹:クエン酸:片栗粉orコーンスターチの分量は2:1:1がおすすめです。
・無水エタノールがなければ水でも代用できますが、無水エタノールの方が混ぜ合わせる際に発泡しにくく作りやすいです。
・水分が多すぎるとその場で発泡していまうので、少しずつ様子を見ながら加えてください。
・片栗粉orコーンスターチは入れなくても作れますが、重曹とクエン酸のつなぎの役割を果たしてくれるため、入れた方が失敗が少ないです。
●型・容器について
・100円ショップで手に入る食品用プラスチック容器(3〜4個セットになったミニサイズ)、クッキー型(底にクッキングシートなどをしく)、シリコンカップなどがおすすめです。シリコンカップはある程度硬さがある方がギュッと押し固めやすいです。
・プラスチック容器を使う場合は、固まりすぎると型から抜けなくなってしまいます。30分〜1時間ほど置いて、触ってみてある程度固まっているようでしたら、型から抜いて乾燥させてください。
●製作・保管時の環境について
・雨の日や梅雨の時期など湿度が高い日は、乾燥中にまわりの水分を吸って発泡してしまうことがあります。なるべく湿気の少ない晴れの日に作るのがおすすめです。
・バスボムは時間がたつにつれて発泡力が弱くなってきます。作ったら密閉容器で保管し、1週間程度で使い切るようにしましょう。乾燥剤(お菓子などに入っているシリカゲルでOK)を一緒に入れて保管すると、より長持ちします。
バスボムのアレンジもいろいろ
色付け
クレイやハーブパウダー、食用色素でバスボムに色をつけることができます。
重曹100gの分量に対し、小さじ1/2程度を目安に。入れる量で色の濃さを調整できます。

ローズクレイを混ぜています。
ハーブ
ハーブをデコレーションするだけで、華やかな見た目に。
お風呂に入れた時にハーブの穏やかな香りや色も楽しめますよ。
※お湯を流すときは、ハーブを取り除いてから流してください。(排水溝が詰まる恐れがあります。)
ミックスしているハーブの種類は、上から時計回りに、
・ローズ&ヒース(エリカ)
・マロウ&カレンデュラ(マリーゴールド)
・ピンクローズ&ラベンダー&ローズマリー
こちらのお店でいろいろなハーブを少量ずつ購入できます。
Check!手作り石けん材料と道具のお店 カフェ・ド・サボン
おわりに
さて、今回はシュワシュワ泡が楽しめるバスボムの作り方をご紹介しました。
ポイントは水の分量。入れすぎると作っている途中で発泡してしまいますので、「スプレーしたら混ぜる」を繰り返して、湿り具合をチェックしながら進めてみてください。ちょっと湿ったかな?というくらいがベストです。
自分好みのバスボムをぜひ作ってみてくださいね。
