その使い方はアロマオイルの劣化を早めてしまっているかも?品質を保つためのコツをご紹介!

当サイトでは一部の商品紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
アロマオイルの正しい使い方

こんにちは!アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。

みなさんは普段アロマオイルの使い方や保管について意識したことはありますか?

もしかしたら知らず知らずにやっていることが、アロマオイルの劣化を推し進めてしまっているかもしれません。

そこで、今回はアロマオイルの鮮度や品質を保つために気を付けたいポイントをご紹介します。

目次

1. アロマオイルを出しっぱなしにしている

アロマオイルをいつでも使えるように、ディフューザーの近くや、棚の上など光があたる場所に出しっぱなしにしていませんか?

精油瓶はちっちゃくて見た目もかわいらしいので、インテリアのようにお部屋に飾っておきたくなりますよね。

でも、実はアロマオイルを出しっぱなしにするのは、品質を保つ上ではあまりよろしくありません。

特に直射日光に当たるような場所は厳禁です。

アロマオイルはワインのようにとてもデリケートで、言ってみれば生もののようなものです。

そのため、光や熱によって成分が酸化し、品質が落ちてしまいます。

それを避けるために茶色や青色などの遮光瓶に入っていますが、それでも100%遮光できるわけではありません。

光や熱によるダメージから守るためにも、箱などに入れて冷暗所で保管するようにしましょう。

オイルの数が増えてきたら、専用の精油ボックスに入れておくと便利ですよ。

あわせて読みたい
アロマオイル(精油)の収納・保管に便利なおすすめの収納ボックス10選 アロマオイル(精油)の数が増えてくると収納や保管に困ってしまいませんか?そこで今回はアロマオイルの保管に適したおすすめの収納ボックスをサイズ別にご紹介します!

2. アロマオイルを浴室や脱衣所に置いている

お風呂でアロマバスを楽しんでいる方の中には、もしかしたらバスルームや洗面所などにアロマオイルを置いていることもあるでしょう。

でも、それも避けた方が安心です。

お風呂や脱衣所は湿気がこもりがちです。

アロマオイルは湿気や水にとても弱いので、湿度の高い場所には置かず、できれば風通しのよいところに保管しましょう。

3. アロマオイルを垂らすときにボトルを振っている

アロマオイルを1滴、2滴…と垂らすときにボトルを逆さにして振ったりしていませんか?

私もアロマを始めたばかりの頃はそうでした。

なかなかオイルが出ないからといって、ついついボトルを振ってしまったり…。

でもそれは、中身をシェイクして成分を劣化させているようなもの。空気と触れやすくなって酸化が進んでしまうんです。

小田ゆき
ワインをシャカシャカ振ったものは、美味しくないですよね。
それと同じようなことだと考えています。

また、目や肌に飛んでしまったりする危険もあります。

アロマオイルは、ボトルを45度くらいに軽く傾けて自然にオイルが落ちてくるのを待ちましょう。

アロマオイルの垂らし方

↓の写真のように空気穴が付いているタイプは、穴を上に向けた状態で傾けます。

アロマオイルの空気穴

フランキンセンスやサンダルウッド、パチュリなど粘りのあるオイルは、なかなか落ちてこないのでイライラしてしまうかもしれませんが、そういうものだと理解し、あわてずゆっくりと待ってみてくださいね。

また、オイルはたっぷり残っているのに出てこないというときは、ボトルを手のひら全体で包み込んで温めるようにしてみてください。

アロマオイルが出てこないときに

4. アロマオイルを毎日バッグやポーチなどに入れて持ち歩いている

これも3と同じ理由なのですが、持ち歩くことは知らないうちにアロマオイルを振りまわしていることになります。

そのため、普通に保管しておくよりも数倍酸化しやすくなってしまうので、早めに使い切ることが重要です。

外出先で使う分は、小さめの精油瓶(3mlなど)に移し替えて持ち歩くことをおすすめします。

ポーチには小さな精油瓶を

5. ビンのフチについたオイルをそのままにしている

アロマオイルを垂らすときに、ボトルのフチにオイルが垂れてしまうこともありますよね。

それを拭かずにキャップを閉めていたりしませんか?

ボトルの口についたままの状態でキャップを閉めてしまうと、オイルが固まって、キャップを開けにくくなったり、酸化したオイルが中身に触れやすくなってしまいます。

ティッシュなどで拭きとって、ドロッパーのまわりを清潔に保ちましょう。
汚れが目立つ場合は、アルコールを含ませて拭くとキレイに落ちます。

アロマオイルの汚れを落とす

6. ボトルを横向きにして保管している

ボトルを横向き、あるいは箱の中にぐしゃぐしゃっと保管していませんか?

精油瓶のキャップはほとんどがプラスティック製です。

アロマオイルはプラスティックを溶かしてしまいます。

溶けたプラスティックの成分が混ざったオイルをアロマテラピーに使うのは危険なので、必ずキャップを上に立てて置きましょう。

7. ふたをあけっぱなしにしている

アロマオイルは揮発性がとても高いため、ふたをあけたままにしておくと揮発が進んだり、酸化して中身が固まってきたりします。

使い終わったらすぐにふたを閉めるようにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?
「これはやってしまってたなぁ」というような項目もあったのではないでしょうか?

アロマオイルの劣化を少しでも遅らせるコツとして、この2点だけは必ず覚えておきたいポイントです。

  • 冷暗所でキャップを上向きに立てて保存する
  • ボトルは振らない

ちょっとしたことの積み重ねで、アロマオイルの劣化を遅らせることができます。

誰でも簡単にできるシンプルなことなので、ぜひ今日から意識してみてくださいね♪

小田ゆき
私もちゃんと勉強するまでは気づかなかったのですが、ワインや生ものと同じように考えてみるとそりゃそうだなぁと思うように。

アロマオイルは植物の貴重な恵み。生のお花や植物を扱うように、大切に使っていきたいものです(*^^*)

SHARE

YouTubeでお役立ち動画を公開中♪

日常生活で手軽に楽しめるアロマやハーブの知識、クラフトレシピなどを動画でわかりやすくご紹介しています。

ぜひチャンネル登録お願いします!

この記事を書いた人

アロマとメディカルハーブのスペシャリスト。アロマ専門メディア『AROMA LIFESTYLE』主宰。YouTubeでもアロマ情報を発信し、チャンネル登録者は2万人を超える。メディア出演も多数。自身の経験を踏まえた、わかりやすく丁寧なレッスンに定評がある。

目次