新連載「オーガニック手帖」をスタートします。このコーナーではわたしのお気に入りの愛用品をはじめ、心や暮らしに豊かさをもたらしてくれる、とっておきのオーガニック&ナチュラルなアイテムや情報をお届けしていきます。
こんにちは、アロマライフデザイナー&ハーバルセラピストの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
ここ最近、急に暑くなってきましたね。冬生まれのわたしは暑いのが大の苦手…。今年の夏も猛暑が予想されているそうで、もうすでに少し憂うつです。
そんな暑い夏にこわいものと言えば、やっぱり熱中症。
熱中症予防には、暑さを避けるのはもちろん、しっかり水分を摂ることが大事ですよね。
そこでわたしが積極的に取り入れているのが「ルイボスティー」。
ここ数年、健康茶として注目されていますが、熱中症予防にも効果的な飲み物なんですよ。
「不老長寿のお茶」として愛されてきたルイボスティー
赤く美しい色が印象的なルイボスティー。
最近では日本でもお店やカフェでよく見かけるようになりましたが、実は南アフリカのごく限られた地域だけにしか生育しない希少なハーブなんです。
周辺の先住民の間では、昔から「不老長寿のお茶」として伝えられ、今や世界中でノンカフェインの健康茶として人気を集めています。
ルイボスティーは体液に近いミネラルバランス
ルイボスティーの優れた特徴のひとつが、他のお茶と異なりミネラルが豊富だということ。
お茶としては珍しく、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど、人間の体に必要なミネラル成分をバランスよく含んでいるため、汗をかくなどして失われる水分や塩分、ミネラルを補給するのに適しているんです。
さらに、鉄や亜鉛など女性が不足しがちなミネラルも補えて◎
抗酸化パワーで夏バテも予防
ルイボスティーは水分、ミネラルの補給だけにとどまりません。
ポリフェノールを含むルイボスティーには、強い抗酸化パワーがあり、体の不調や肌の老化を防ぐ働きも。
例えば、夏バテを予防したり、紫外線による肌ダメージを防いだり、水分補給以上の力を発揮してくれます。
さらに、最近の研究では、毛細血管を元気にする効果も明らかになり、ゴースト血管の改善策としても話題に。
夏は水分やミネラル不足により血液がドロドロになりやすいため、そういった意味からも、ルイボスティーは夏の暑さ対策に優れた飲み物と言えるのではないでしょうか。
ノンカフェインで子供や妊婦さんも安心
そして、ノンカフェインのルイボスティーは、赤ちゃんや高齢者、妊娠中や授乳中の女性も安心して飲めるのもうれしい点。
スポーツドリンクのように糖質が含まれていないため、健康志向の方や、清涼飲料特有の甘ったるさが苦手な人にもぴったりです。
スッキリしたのどごしで美味しく飲める
熱中症対策ドリンクといえば、スポーツドリンクや経口補水液(OS-1)が定番ですが、わたしはあの味が苦手なんですよね…。
ハーブティーや健康茶も飲みにくい…。というイメージがあるかもしれませんが、ルイボスティーはお茶特有の苦味や渋みが少ないため、飲みやすいんです。
ほんのり甘い香りと、スッキリとした後味で、暑い時期でも飽きずにゴクゴク飲めますよ。
ただし、ルイボスティーの茶葉にはいくつか等級があり、グレードによって美味しさや風味がずいぶん異なります。
わたしが最近Amazonで見つけていいなと思って飲んでいるのがこちらの有機ルイボスティー。
最高級グレードの茶葉が使われていて、クセがなく飲みやすいので、ハーブティー初心者の人にもおすすめです。
価格は、30包入りで約1500円。
また、ルイボスティーは、発酵させた「ルイボス・レッド」が一般的ですが、発酵させていない「ルイボス・グリーン」という種類もあります。グリーンルイボスティーは、あっさりしていてクセが少ないので、発酵させたルイボスティーの風味が苦手な人にもおすすめです。
そして、コンビニやスーパーではペットボトル入りのルイボスティーも販売されていますが、中には添加物が入っているものもあるので、体や美容のために飲むのであれば、ティーバッグタイプがより良いですよ。
ルイボスティー習慣で夏を元気に乗り切ろう♪
気温が上がり、水分補給がますます重要になってくるこれからの季節。
ミネラルをたっぷり含み、のどごしスッキリなルイボスティーは夏の水分補給にぴったりの健康ドリンクです。
暑い季節を元気に乗り切るために、みなさんもルイボスティー習慣を始めてみてはいかがでしょうか?