こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
アロマスプレーを作るときに欠かせないスプレー容器ですが、そのボトルの材質はさまざま。なかにはアロマスプレー作りに向かないものもあります。
そこで今回はアロマスプレー作りに適した容器についてご紹介します。
アロマスプレー作り。プラスチック製を使っても大丈夫・・・?
スプレー容器は大きく分けると
- ガラス製
- プラスチック製
の2つがあります。
アロマスプレー作りには、遮光性のあるガラス製か、プラスチック製ならアロマ専門店で販売されているものを選ぶのがベスト。
なぜなら、天然のアロマオイルに含まれる一部の成分にはプラスチックを溶かす性質があるためです。
一口にプラスチック製と言っても、その材質や品質はさまざま。とくに100均などの安価なプラスチック容器はアロマオイルやアルコールへの耐性がないものが多いので注意しましょう。
アロマスプレー作りに適した素材
- ガラス製(遮光性があればなお良し)
- アルコール・精油対応のプラスチック容器(PET、HDPE、PP、PE)
アロマスプレー作りに向かないもの
- アルコールや精油への耐性がないプラスチック容器(とくに安価なものは要注意)
ガラス容器は、洗って煮沸消毒すれば繰り返し使えるというメリットもありますが、プラスチック製に比べて高価なのが難点。
ルームスプレーや掃除用など肌に使わない場合はプラスチック製を選んでも差し支えありませんが、必ずアルコールやアロマオイルの使用に対応したスプレー容器を選びましょう。
<参考>
プラスチック製であれば、以下の4つの素材ならアロマスプレー作りにも使えるようです。ただし、素材のグレードにもよりますので、心配な場合は商品の販売元に問い合わせてみてください。
・ポリエチレンテレフタレート(PET)
・高密度ポリエチレン(HDPE)
・ポリエチレン(PE)
・ポリプロピレン(PP)
おすすめのスプレー容器
どんなものを選んだらよいかわからない…そんな人のために、ここではアロマスプレー作りに適したスプレー容器をサイズ別にピックアップしてご紹介します。
〜30ml
アロマ専門店「生活の木」から発売されている茶色ガラススプレーです。
手作り化粧水や虫除けスプレーにちょうどよい30mlサイズ。
■材質/本体:ガラス スプレー:PP
■価格/400円+税
おしゃれなアンティーク調のフロストボトル。
10mlサイズで持ち運びに最適なので、デオドラントやマスクスプレーとしても◎
スプレーは高品質で、きめ細かい出具合。
■材質/本体:ガラス
■価格/275円+税
50ml
精油やキャリアオイルなどをリーズナブルな価格で取り揃えている「快適生活shop Layla」のガラス製スプレー。
手頃な価格なのに、品質はしっかり。まとめ買いでさらに少し安くなります。
■材質/本体:ガラス スプレー:PP
■価格/289円+税
アロマ専門店「生活の木」のPET製スプレー容器は遮光性があり安心。
ガラスよりも軽く、縦に長いスリムなサイズはバッグの中でも邪魔になりません。
ただし、精油濃度が高いと漏れることがあるため、1%程度までの低濃度での用途におすすめです。
100mlサイズもあり。
■材質/本体:PET スプレー:PP
■価格/400円+税
同じく生活の木から発売されているポリエチレンスプレー。
こちは耐薬品性のあるHDPE(高密度ポリエチレン)でできていて、スプレー本体を押してもまったくへこまないほどの硬さがあり、しっかりした作りです。色は半透明。100mlサイズもあり。
■材質/本体:HDPE スプレー:PP
■価格/280円+税
100ml
珍しいフロストタイプのスプレー容器。アンティーク感のある見た目がオシャレで、ルームスプレー作りにぴったり。茶色と半透明の2色から選べます。
■材質/本体:ガラス
■価格/400円+税
その他には・・・
いろいろな種類のスプレー容器を扱っているWebショップです。価格も安く、スプレーしやすい取っ手付きトリガーボトルなどバリエーション豊富。
Check!happy fountain楽天市場店
【参考までに】無印良品のスプレーボトルは使える?
ちなみに以前、無印良品のスプレーボトル(PET小分けボトル)でアロマスプレーを作ってみたのですが、結果的にはNGでした。
透明なボトルが白く変色してしまい、プラスチックが溶けてしまったようです。また、グリーン色のPET詰替ボトル・トリガースプレータイプは、スプレーが目詰まりしてすぐに使えなくなりました。
無印良品でスプレーボトルの購入を検討している方は参考にしてください。
おわりに
さて、今回はアロマスプレー作りに適したスプレー容器についてご紹介しました。
化粧水や虫除け、デオドラントなど肌に使う場合はガラス製をおすすめしますが、それ以外の用途であればプラスチック製でも差し支えありません。ただし、必ずアロマオイル(精油)やアルコールに対応したものを選んでくださいね。
ボトル選びに迷ったときにはぜひ参考にしてください。
※精油原液のみを保管する場合には、必ず耐薬品性のあるガラス容器を使用してください。