こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
2023年2月1日、東京・原宿にグランドオープンするアロマの体験施設『AEAJ グリーンテラス』。
その内覧レセプションにご招待いただき、ひと足早くお邪魔してきました。
エントランスに入ると、木の心地よい香りがふわり。
国産ヒノキの組積構造が印象的な空間は、建築家・隈研吾氏によるもの。
ヒノキの温もりが感じられ、ずっとこの空間にいたいくらい、とても居心地の良い空間です。
オリジナルのボタニカルティーを片手に、ゆっくりと過ごせる「アロマラウンジ」。
マイボトルを持っていくと、1杯は無料になるそうです。
お茶も飲めるなんて、嬉しすぎるサービスですよね。
続いて、エントランスを進んだ先にはライブラリーコーナーが。
アロマ・植物・環境に関する専門書籍がずらりと並んでいて、なんと自由に手にとって読むことができるんです。
そして、AEAJグリーンテラスで人気No.1コーナーとなりそうな場所が「アロマラボラトリー」。
約300種類にわたる、世界中の精油の香りを試せるエリアです。
棚には、五十音順にさまざまな精油の香りサンプルがずらり。
準備も相当大変だったようで、「よくこれだけの精油をコレクションされましたね…!」と思わず感動していたら、担当リーダーの方が「そうなんです。現時点では入手ができなくて、欠番になっている精油もあります」というお話でした。
アロマに出会って10年以上が経とうとしていますが、「リナローベリー」や「ハーシュリンガー」とか、始めて見るユニークな精油もたくさん。
そんな知らない精油の情報も、備え付けのタブレットでどんな植物なのか調べることができるので、精油の世界がグッと広がります。
さらに、一部の試香紙は持ち帰ることも出来ます。
ぜんぶ持って帰りたいくらいですが、軽く100種類以上はあるので、しぶしぶ厳選…。
ラウンジの隣には、気になる“あの香り”が体験できる「香りの展示コーナー」も。
現在は、過去の会報誌(No.102/2021冬号)で特集されていた「香りで広がる文学の世界」をテーマに、4つの名作を再現した香りが展示されています。
これは、すごく面白かった。精油でこれほど奥深い香りが創れるなんて素敵。
作品の情景を思い浮かべながら、ぜひ香りを嗅ぎ比べてみてほしいです。
そして、アロマテラピーを楽しむ上で、環境への配慮は何よりも大切なこと。
個人的に嬉しかったのは「精油ビン回収ボックス」です。
いつも“もったいない”と感じていた精油の空き瓶。
AEAJグリーンテラスでは、そんな精油ビンを回収して、リサイクル原料として活用してくれるそうです。
次回は必ず空き瓶を持ってこよう。
ちなみに、このすぐ横には、空き瓶で作られた素敵なオブジェがディスプレイしてあります。ぜひチェックしてみてください。
今後はイベントやワークショップも開催されていくというAEAJグリーンテラス。
オープニングレセプションでは、特別にAEAJ認定アロマブレンドデザイナーさんのレクチャーのもと、パーソナルアロマづくりを体験させていただきました。
やっぱりアロマクラフトは楽しい〜!これからのイベントも待ち遠しいなぁ。(催しのあるたびに訪れそうな気配が…笑)
最後に、私がおすすめしたいスポットは3階にある「テラス」です。
神宮の森と代々木競技場が一望できて、とっても気持ちいい場所でした。
ここが原宿のど真ん中だということを忘れそうなくらい。訪れた際にはぜひ3階にも上がってみてください。
20年もの歳月をかけて実現されたという、日本アロマ環境協会の新拠点「AEAJグリーンテラス」。
アロマテラピーの魅力を知っていただくこと。そして、植物を育む環境を守ること。
そんな想いやこだわりが詰まったグリーンテラスは、訪れるたびに新しい発見があり、アロマテラピーがもっと好きになる特別な場所になりそうです。
営業日時は、火〜土曜日の13〜18時。
入館料はAEAJ会員は無料(一般は500円)で、公式サイトからの事前予約で入館可能です。
みなさんもぜひ一度足を運んでみてくださいね。
AEAJグリーンテラス、アロマ好きにはたまらない場所でした。
また誰か一緒に行きませんか?帰れなくなってもいいなら…笑
AEAJ GREEN TERRACE
https://www.aromakankyo.or.jp/greenterrace/#