こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
今回は私が最近出会った「折花」という新しいかたちのアロマディフューザーをご紹介します。
日本の伝統文化である折り紙や切り絵の技術をいかした和を感じるデザインで、海外からも注目を集め始めているんですよ。
折花インストラクターとして活動中の吉田朋世さんに、折花の魅力についてお話をうかがいました。
1枚の紙から生まれる美しいアロマディフューザー「折花」
折花とは、花をモチーフにしたペーパーディフューザーのこと。
折り紙や切り絵といった日本に古くからある伝統技術に、花の美しさや香りを楽しむという新しい発想がプラスされたオリジナルのクラフトです。
立体的で美しいシルエットが印象的な折花ですが、なんとたった1枚の紙から手作りされています。
「折花は切り絵と折り紙が合体しているような感じです。紙をハサミで切って、指を使って折り上げる。この切り方と折り方の組み合わせによって、シンプルな花から複雑な花まで、さまざまな形の花を生み出すことができるんです。」
美しい姿に加え、アロマを手軽に楽しめるという実用性も魅力
折花の魅力は美しい姿だけではありません。アロマを手軽に楽しめるという素晴らしい実用性も備えているのです。
「折花の中心には、精油をしみ込ませるための受け皿がくるようにデザインされています。そのくぼみに好きな精油を1滴たらすだけ。すると自然蒸発でやさしい香りが広がるので、仕事や勉強中にデスクの上で使ったり、寝る前に枕元で使ったり、と日常のさまざまなシーンで穏やかな香りを手軽に楽しむことができます。
さらに、折花はサッと簡単に折りたためるので持ち運びにも便利。旅行用のアロマディフューザーとしてもおすすめです。」
お部屋を彩るインテリアやおもてなしに
空間に華を添えてくれる折花は、お部屋を彩るインテリアやおもてなしに最適です。愛らしい表情と心地よい香りに心もほっと和ませてくれます。
「折花はアロマストーン(アロマを直接しみ込ませるストーンタイプのアロマディフューザー)と違って、それぞれに表情があるのがよいところ。春には桜、初夏には蓮の花…と四季折々の折花を取り入れることで、暮らしに季節感や彩りをプラスすることができます。
また、同じ花型でも選ぶ色や紙の材質1つで、雰囲気がガラリと変わるのも魅力のひとつ。生花をいけるような感覚で、その日の気分に合わせて折花をセレクトして楽しむこともできます。」
「そして、見た目がパッと華やかな折花は、贈り物やホームパーティーなどおもてなしの場でも活躍します。
メッセージカード型はウェディングのテーブルコーディネートにもぴったりのデザインです。」
ゲストや贈るお相手の好みや似合いそうなものをイメージしながら作れば、心のこもった世界にひとつだけの素敵な贈り物になりそうですね。
「折花」で心和むアロマのある暮らしを
たった1枚の紙から生み出される折花には、作る楽しみ、飾るうれしさ、花と香りを楽しむ幸せ、贈る喜び…など人を魅了するたくさんの価値がつまっています。
日々の暮らしやおもてなしのエッセンスとして、また、アロマを楽しむ新しい方法として、折花を取り入れてみてはいかがでしょうか。
折花の作り方は、考案者・三谷基さんによる折花講座をはじめ、折花インストラクターによる講習会やワークショップにて学ぶことができます。
今回お話を伺った吉田朋世さんも、初心者向けの折花ワークショップを定期的に開催。ご興味のある方はSNSをチェックしてみてくださいね。
折花インストラクター吉田朋世さん Instagram
https://www.instagram.com/tomoyo4548/
折花 公式サイト
http://orihana.com