こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
ここ数年で注目度が高まっているハッカ油。買ってはみたものの、イマイチ使い方がわからない…とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、万能なハッカ油の便利な使い方を一挙ご紹介します!
ハッカ油ってなに?
スーッとした独特の清涼感があるハッカ油は、ハッカという植物に含まれる香りの成分だけを凝縮したもの。
気分のリフレッシュから、クールダウン、抗菌、消臭などさまざまな用途で使うことができ、一般的なアロマオイル(精油)に比べてリーズナブルな価格も魅力。ドラッグストアや薬局などで1本(20ml)500円〜で購入できます。
すぐに役立つ!ハッカ油の簡単&お手軽な活用法
ハッカ油には幅広い作用があり、日々の暮らしの中でさまざまな使い方ができます。
お風呂に入れて爽快ミントバス
お風呂にハッカ油を2、3滴入れてみましょう。バスルームいっぱいにミントの香りが広がり、気分もリフレッシュ。お風呂から上がった後もクール感が持続するので、暑い日のお風呂にぴったりです。
*ハッカ油を入れすぎると逆に寒さを感じてしまうので、使用量には注意。
朝のシャワータイムには、バスルームの床にハッカ油を1滴たらすのもおすすめ。爽やかな香りが立ちのぼり、眠気が吹き飛んでやる気も高まってきます。
頭皮がすっきり、シャンプーに
シャンプーをするときに、1回分のシャンプー液にハッカ油を1滴入れてみましょう。頭皮がスーッとすっきりして、とても気持ちがいいですよ。
頭皮のニオイ対策や髪の毛のケアにもなります。
厄介な蚊をよせつけない!虫よけ対策に
メントールの香りは虫が嫌がる香りだといわれています。ハッカ油を使って、持ち運びに便利な虫よけスプレーを作ってみましょう。
無水エタノール5mlにハッカ油を10滴入れよく混ぜます。さらに精製水(もしくはミネラルウォーター)を45ml加えれば完成。毎回よく振ってからスプレーしましょう。
*お肌の弱い方や小さいお子様に使う場合はハッカ油の量を半分以下に調整してください。
詳しい作り方は「[動画あり]アロマでナチュラルな虫よけスプレーの作り方」を参考に。
気になる汗のニオイにも!制汗剤として
虫よけスプレー同様に、ハッカ油を使ったデオドラントスプレーを作ります。
汗ばんだ時にボディにスプレーすれば、ハッカ油のクール感で汗がすーっとひいていきます。
気になる汗のニオイもおさえられますよ。
暑い日の必需品!扇子やうちわに
広げた扇子やうちわにハッカ油を1滴たらしてみましょう。あおぐたびにさわやかな香りで清涼感を味わえます。
*扇子やうちわは汚れてもよいものを使ってください。
寝苦しい夜には寝具に
夜になっても気温が下がらず暑さで寝苦しい夜には、枕やお布団にハッカ油入りのスプレーをシュッシュ。清々しいミントの香りとひんやり感で暑さが和らいで、眠りにつきやすくなります。
仕事中や運転中の眠気覚ましに
ハッカ油は眠気覚ましにも効果的。ハンカチやティッシュにハッカ油を1〜2滴たらして、香りを吸い込んでみましょう。スーッとした香りが脳を刺激して眠気防止になります。乗り物酔いにも有効です。
筋肉痛に
ハッカ油は痛みにも効果を発揮します。洗面器に水を入れ、ハッカ油を2滴ほどたらします。ハッカ油をすくうようにタオルをひたし、絞ります。筋肉痛で痛む部分にタオルをあてます。
鼻づまりに
夏風邪をひいたときに起こる鼻づまりには、マグカップに熱いお湯を入れ、ハッカ油を1、2滴たらして、香りと蒸気を吸い込みます。吸入するときは目を閉じて。3〜5分が目安です。
ニオイが気になるゴミ箱に
ジメジメする季節はキッチンの生ゴミのニオイやカビが気になってきます。そんなときには、ゴミ箱に直接ハッカ油を1、2滴たらしてみましょう。コバエやゴキブリ避けにも効果的です。
ハッカ油の注意点
ハッカ油のひんやり感はとても気持ちがよく、ついついたくさん使いたくなりますが、メントールの冷却効果により体温を下げるため、高濃度、広範囲には使わないようにしましょう。
また、ハッカ油は肌や粘膜を刺激することがあるので、敏感な体質の方や鼻や喉の粘膜などが弱い方は注意しましょう。
おわりに
ハッカ油のさまざまな活用法についてご紹介しました。
スースーしたひんやり感抜群のハッカ油。夏の暑いシーズンに大活躍すること間違いなしです。
ドラッグストアなどでリーズナブルな価格で手に入るので、夏バテ対策や虫よけにぜひチャレンジしてみてくださいね。