こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
12月に入り、もうすぐクリスマス。お部屋にクリスマスツリーを飾ったり、玄関にリースを飾るとワクワクしてきますね。
そんなクリスマス気分を盛り上げるために、今年は香りにもこだわってみませんか?
今回はクリスマスの演出にぴったりな5つのアロマオイル(精油)をご紹介します!
フランキンセンス
イエス・キリストの誕生時に、東方の三賢人が黄金やミルラとともに捧げたとされるフランキンセンス。
古くから宗教儀式の薫香として使われてきた歴史もあり、聖なるクリスマスにふさわしい香りのひとつです。
甘く深みのある香りは、心をゆったり落ち着かせてくれます。
ベルガモットやマンダリン、オレンジなど柑橘系をはじめ、ミルラやシナモンと好相性。
フランキンセンスの木の幹に傷をつけると、乳白色の樹液が染み出すことから、別名「乳香」とも呼ばれています。
ミルラ
フランキンセンスと同じく、キリスト誕生の際に賢者が贈ったとされるミルラ。古代では、貴重な香料として、黄金と並んで珍重されていました。
甘みと苦味のあるややスモーキーな香り。
フランキンセンスやオレンジ・スイートと合わせれば、心をゆったりと落ち着かせるブレンドになります。香水作りにも◎
オレンジ・スイート
甘くフレッシュなオレンジの香りはお部屋の雰囲気を明るくし、お祝いムードを高めてくれます。
シナモンやクローブなどスパイス系の香りや、フランキンセンスなどと合わせれば、温かみのあるクリスマスらしい香りに。
ヨーロッパでは、オレンジとクローブで手作りしたフルーツポマンダーと呼ばれる香り玉をクリスマスにプレゼントする習慣があり、オレンジはクリスマスの香りとして親しまれています。

シベリアモミ
クリスマスツリーに使われるモミの木。
針葉樹ならではのクリアな香りで、冬の美しい森の中にいるかのような清々しい気分に浸れます。
パインやシダーウッドなど同じくウッディ系の香りと相性がよいです。
ベンゾイン
バニラに似た甘い香りをもつベンゾイン(安息香)。フランキンセンスやミルラと同じく、薫香として活用されてきた歴史ある香りです。
オレンジやマンダリン、シナモンとブレンドすればお菓子のようなやさしい香りを楽しめます。
粘度が強いため、ディフューザーで香りを広げる場合には無水エタノールで薄めると使いやすいです。
クリスマスにおすすめのブレンド
手持ちのアロマオイル(精油)で作れる、簡単な組み合わせをご紹介します。
● フランキンセンス2滴 + オレンジ・スイート3滴
*ペパーミントもしくはミルラを1滴加えても◎
● オレンジ・スイート3滴 + シナモンリーフ1滴
● モミ2滴 + ベルガモット3滴
● ベンゾイン2滴 + マンダリン3滴
おすすめの使い方
アロマディフューザーやアロマスプレー、アロマキャンドルを作ってみましょう。
ワックスバーを作って、クリスマスツリーに飾っても素敵ですね。
シナモンや松ぼっくりにアロマオイルを数滴たらせば、クリスマスのインテリアとしても楽しめます。
おわりに
天然のアロマを取り入れることで、クリスマスの雰囲気をぐっと高めることができます。
ごちそう料理や美しいデコレーションとともに、お気に入りの香りで特別なクリスマスの時間を楽しみましょう。

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