ストレス性便秘の解消に取り入れたいアロマ活用法

便秘に役立つアロマテラピー

こんにちは!薬剤師兼アロマセラピストのReikoです。

日々便秘症状に悩まされていて、常にお腹が重い。生活を見直さないといけないのはわかっているけれど、日々の生活に疲れきっていて栄養のある食事を作ることも運動をすることも億劫で気力が湧かない…。そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

もしかしたら、その便秘、生活習慣だけではなく、ストレスが原因の一つかもしれません。

アロマセラピーは精神的原因の不調を整えるのにとても効果的だと言われています。

今回はストレス性便秘を緩和させるために有効なアロマの活用法をお伝えします。

便秘の原因とは?

一般的な便秘は食生活の乱れ、運動不足などの生活習慣が原因として挙げられ、筋力の弱い女性や高齢者の方に特に多く見られます。

そのほかに最近よく言われているのが、精神的ストレスや環境の変化などにより自律神経のバランスの乱れることで起こるストレス性の便秘です。

ストレスの原因はわかっているけど、改善できない時(職場の人間関係や家庭環境など)は自分なりのストレス解消法を知っておくことがとても大事になります。

便秘におすすめのアロマオイル

今回はストレス性の便秘に対し効果的と考えられるアロマオイル(精油)をご紹介します。

ラベンダー

ラベンダー アロマ
ラベンダーには酢酸リナリルやリナロールという成分が含まれており、気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。

また、リナロールには副交感神経を刺激するという研究結果も発表されています。排便は副交感神経優位で促されるため、便秘時に効果的な香りと言えます。

イランイラン

イランイラン
イランイランにはリナロール、ゲラニオールといった抗不安作用のある成分が含まれているため、気持ちを落ち着かせてくれます。

仕事でのプレッシャーなどが原因でお疲れの方におすすめです。

サイプレス

サイプレス アロマ
お腹の血行が悪いと、腸の働きが鈍くなります。サイプレスに含まれるαピネンという成分には、血行促進作用や強壮作用があり、普段から体温が低めで筋力にも自信がないという方におすすめのオイルです。

また、女性ホルモン様作用も併せ持つため、女性ホルモンの乱れからくる精神的なストレスに対しても効果的です。

オレンジ・スイート、マンダリン

マンダリン アロマ
柑橘系であるオレンジ・スイートとマンダリンにはリモネンという成分が多く含まれています。

リモネンには腸の蠕動運動を促進する作用があるため、便秘のときには腹部のマッサージで使用するのがおすすめです。

また、マンダリンには中枢神経調整作用があり、柑橘系の中でもリラックス効果が高いのが特徴です。オレンジ・スイートには、精神安定作用があると言われています。

便秘におすすめのアロマ活用法

マッサージ

血流が悪くなると腸の動きも悪くなるため、便秘の症状が出てしまいます。
アロママッサージは血液循環を良くし、腸に刺激を与えることで腸の蠕動運動を活発にしてくれるため効果的です。

また、人にされるマッサージはリラックス効果が上がると言われています。
人肌に触れることで安らぎホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されやすくなります。
便秘でお困りのご家族や恋人がいらっしゃる方はマッサージをしてあげるのもいいかもしれませんね。

アロママッサージ

温湿布

自分のお腹をマッサージするのはどうしたら良いかわからない、難しいという方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめなのが温湿布です。お腹をタオルで温めることで血行をよくし腸の動きを活発にしてくれます。

<温湿布のやり方>

洗面器などにお湯を張りそこにオイルを1〜3滴垂らします。
タオルを洗面器の中に入れて浸します。
それから表面に浮いた精油(エッセンシャルオイル)を含ませながら軽くしぼって、患部にあてます。
(※長時間の湿布は肌に刺激を与えることもあるので、様子を見ながら行ってください。顔などの皮膚の薄い部位に当てるのは避けてください。)

芳香浴

ストレス対策には好きな香りを嗅いでリラックスする時間を作ることがとても大事になります。
ゆったりと落ち着いた気持ちになれる空間をご自宅で作りませんか?

「自分が好きな香り=自分が求めている香り」なので、是非お気に入りのアロマを見つけてください。

アロマテラピーの基本!芳香浴12の楽しみ方

2016.04.02

アロマバス

体の冷えが便秘の原因になる方もいらっしゃいます。
お風呂にゆっくり浸かると、全身の血液の流れがよくなり、筋肉もほぐれるため、入浴は冷え性の改善に有効です。また、好きな香りに包まれての入浴は、特にリラックス効果が高いと言われています。

副交感神経(体をリラックスさせる神経)が活発な時に腸が動きやすくなるため、便秘対策の場合お風呂の温度は38〜39度くらいのぬるま湯に浸かっていただくのがおすすめです。

熱すぎるお湯につかると交感神経(体を活動的にさせる神経)の働きが活発になるため腸の動きに対しては逆効果になる可能性があります。

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2016.02.12

アロマケアと一緒に取り入れたい便秘対策

水分を摂る

便秘症状を改善するには水分を十分に摂ることがとても大事になります。
成人に必要な1日の水分量は1.5〜2Lと言われており、これよりも大幅に少ないと思われる方は水分を意識的に摂るようにしましょう。

適度な運動を

女性の方は運動が苦手という方も多いと思いますが、腹部の筋力が十分でないと便を体外に出すことができなくなり、便秘の原因になってしまいます。
筋トレが苦手という方は、腹式呼吸を意識的に行うだけでも腸が刺激されて効果が出やすくなるので試してみてください。

食事は食物繊維が多いものを

食生活では食物繊維を多く含んだ食べ物を摂取すること。
バランスのいい食事を摂ることで腸内環境を整えて対策を行いましょう。

ご注意ください

便秘症状はアロマを使って緩和させることはできても主な治療法として使用することはできません。まずは生活習慣の見直しを行いましょう。

症状が重い場合や直腸や大腸に異常がある場合は、早めに病院を受診し、医師の診断を受けることをおすすめします。

おわりに

いかがでしたか?

アロマを使った便秘対策、簡単なものから是非試してみてはいかがでしょうか?
ほんの少しでも構いません。ご自身の生活習慣に目を向けてあげることで不調を改善することができます。

食事、運動、ストレスの上手な対処法を見つけて、理想的な腸内環境に整えていきましょう。

便秘に役立つアロマテラピー

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WRITERこの記事をかいた人

Reiko

薬剤師/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/AEAJ認定アロマセラピスト/IFA認定アロマセラピスト/サードメディスン認定アドバイザー
大学病院勤務中に参加した米国薬剤師セミナーにてアロマセラピーと出会う。現在は、薬局で患者さん向けにアロマの使い方を提案、クラフト講座などを開催。薬剤師として働きながら、自宅アロマサロンRINN’s therapyを運営。