二日酔い解消に役立つアロマ&ハーブティー7選

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こんにちは、アロマライフデザイナー&ハーバルセラピストの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。

忘年会にクリスマスパーティー、お正月、新年会と、お酒を飲む機会がグンと増える年末年始。楽しさのあまりついつい飲みすぎて翌日がツライ…という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、二日酔い解消効果が期待できるアロマ&ハーブティーをご紹介します!

薬に頼るほどではないけど、二日酔いを早く治したい。あるいは、できれば自然なかたちでケアしたい。という方はぜひ参考にしてください。

目次

二日酔いはなぜ起こる?

胃がムカムカ気持ち悪い、頭がガンガンする…。そんな誰もが後悔する二日酔いは、ひとえに飲み過ぎが原因です。

お酒をたくさん飲みすぎると、翌日になっても体内でアルコールが分解しきれず、吐き気や胃もたれ、頭痛といった二日酔いが起こります。

そのため、二日酔いのケアでは、体内に残っているアルコールを早く体の外へ追い出すことがポイント。

お酒を飲んだ翌日は脱水状態になりやすいので、水分をしっかり補給したうえで、アロマテラピーやハーブティーで体のデトックスをはかりましょう

二日酔いにおすすめのアロマ(精油)

肝機能をアップさせてアルコールの分解を助ける作用や、消化器系のバランスを整える作用のある精油が役立ちます。

また、すっきりと爽やかさのあるアロマを嗅ぐだけでも二日酔いのつらさが楽になります

ペパーミント

ミント アロマ
消化器系や神経系の働きを高め、胃のむかつきや吐き気を抑えるペパーミント。

メントールのスッとした爽快感ある香りは気分をリフレッシュさせるので、酔い冷ましにも活躍します。

ただし、少量でも強く香るので、使用量に注意しましょう。芳香浴での使用がおすすめです。

レモン


すっきり爽快なレモンの香り。二日酔いによる不快感や吐き気を和らげるとともに、消化器系の働きを活発にします。

親しみやすい香りで、アロマ初心者の方にもおすすめ。

ペパーミントとブレンドすると、清涼感あふれるすっきりした香りに。香りを嗅ぐだけでも気持ち悪さが軽減します。

光毒性があるため、肌に使用後は紫外線を避ける。

グレープフルーツ

柑橘系の主成分であるリモネンには、肝臓強壮作用があるといわれています。

レモンより甘さがあるジューシーな香りで、飲み会後の疲れを癒したいときにも最適です。

光毒性があるため、肌に使用後は紫外線を避ける。

ジュニパー

ジュニパー

利尿作用や循環を促す作用があるデトックスアロマの代表格

アルコールの分解を促す助けとなるほか、むくみの改善にも効果的。

アロマバスやアロママッサージで取り入れてみましょう。

二日酔い解消におすすめのアロマレシピ

二日酔いの朝のデトックスバスソルト

二日酔いでつらい朝は、デトックス効果が期待できる精油を使って、体内に残るアルコールの分解を促しましょう。
すっきりした香りで、気分もリフレッシュできます。

レシピ
・ジュニパー 1滴
・グレープフルーツ 2滴
・天然塩 大さじ1

作り方・使い方
天然塩に精油を混ぜて、お風呂のお湯に溶かし、よくかき混ぜてから入浴します。

※精油はお湯に混ざらないため、敏感肌の方は、小さじ1程度のはちみつや植物油で精油を希釈して使いましょう。
※グレープフルーツには光毒性がありますが、IFRA(国際香粧品香料協会)の基準では、4%以下にベースオイルで希釈すれば、通常使用が可能とされています。心配な方は、肌に使用後は紫外線を避けましょう。

ポイント
二日酔いのときは体から水分が不足している状態です。入浴前にしっかり水分を補給したうえで、38度程度のぬるめのお湯で入浴しましょう。そしてお風呂からあがった後も、十分に水分を補給してください。

二日酔いの吐き気やムカムカに

二日酔いで気分が悪いときには、消化器系によく働きかけるアロマをハンカチやコットンに垂らして、香りを吸い込みましょう。
清涼感あふれる香りは吐き気を落ち着かせ、心身ともにリフレッシュできます。
移動中などシーンを問わず手軽にできるうえ、即効性も期待できる方法です。

レシピ
・レモン 1滴
・ペパーミント 1滴

使い方
ハンカチやコットンに精油を2滴垂らし、鼻に近づけて香りを吸い込みます。

二日酔いにおすすめのハーブティー

二日酔いのときは、水分をしっかりとることが大事。

以下に紹介するハーブティーは、アルコールの分解に不可欠な水分と栄養を同時に効率よくとることができます

さらに、ハーブティーは飲むことで胃に直接働きかけるので、飲みすぎや食べすぎによる吐き気や胃もたれなど不快な症状の緩和にも効果的です。

ダンディライオン(西洋タンポポ)

ダンディライオン

タンポポの根は、肝臓によい代表的なハーブのひとつ。

肝機能をアップする成分や、デトックスを助けるカリウムを豊富に含み、アルコールの排出を促します。

根を軽くローストして淹れたハーブティーは、ノンカフェインの「たんぽぽコーヒー」としても有名。

ローズヒップ

ローズヒップ

お酒を飲むと、アルコールを分解する過程で大量にビタミンCを消費します。

そこで飲んでおきたいのが、「ビタミンCの爆弾」といわれるローズヒップのハーブティー。

レモンの約20〜40倍もの天然ビタミンCを含み、疲労回復や美容にも大いに役立ちます。

ペパーミント

ペパーミントティー

ペパーミントのハーブティーは、アロマに比べて作用が穏やかなので、初心者の方でも扱いやすいのが魅力。

胃腸や肝臓の働きを整え、疲れた胃を癒し、吐き気や胃もたれを改善します。

爽やかなメントールの香りで気分もすっきりするので、酔い冷ましのモーニングティーとしても◎

食べすぎや脂っこい食事の後には、ジャーマンカモミールとのブレンドもおすすめです。

おわりに

今回は、二日酔い解消に役立つアロマとハーブをご紹介しました。

二日酔いの予防法としては、お酒を飲みすぎないことが一番ですが、ついつい飲みすぎてしまったときは、アロマやハーブティーを味方につけて、楽しいイベントシーズンを過ごしましょう。

小田ゆき
アロマを嗅ぐだけでも二日酔いのつらさがラクになりますよ。

ストレスや疲れがたまっていると二日酔いになりやすいので、何かと忙しい年末年始には、お気に入りの香りやハーブでリラックスを心がけてみましょう。手軽にできるのでぜひ試してみてくださいね。

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この記事を書いた人

アロマとメディカルハーブのスペシャリスト。アロマ専門メディア『AROMA LIFESTYLE』主宰。YouTubeでもアロマ情報を発信し、チャンネル登録者は2万人を超える。メディア出演も多数。自身の経験を踏まえた、わかりやすく丁寧なレッスンに定評がある。

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