こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
今年も悩ましい蚊の季節がやってきましたね。少し外に出ただけで、気づいたら蚊に何箇所も刺されていた…なんてことも。
そんな厄介な虫刺されにもアロマオイル(精油)が頼もしい存在に。そこで今回は、虫刺され用アロマジェルの作り方をご紹介します。
蚊やダニなど虫に刺されたところに塗ると、腫れやかゆみが和らいで、治りが早まりますよ。
虫刺されのケアにおすすめのアロマオイル(精油)
虫刺されのケアには、炎症やかゆみを抑える作用をもつアロマオイルが役立ちます。
真正ラベンダー
万能のラベンダーは、蚊などの虫刺されにも効果を発揮。
殺菌、抗炎症作用のほか、皮膚組織再生など傷を癒やす働きがあり、虫刺され跡にも有効です。
刺激が少なく、子供や高齢者への使用にも適しています。
ティーツリーとブレンドするとより効果的。
ティーツリー
抗炎症作用があり、虫刺されの治りを早める働きが期待できます。
使用量に気をつければ、真正ラベンダーと同様に赤ちゃんのケアにも使用可能。
抗菌作用・抗真菌(カビ)が強く、ニキビや水虫などの皮膚トラブルにも◎
ユーカリ・レモン
虫除けアロマとして人気のユーカリ・レモンは、虫刺され後のケアにも有効。
優れた抗炎症作用があり、虫刺されによる炎症を鎮めてくれます。
肌への刺激が強いので、使用量は少なめにし、ラベンダーなどとブレンドして使うのがおすすめ。
ペパーミント
ペパーミントの主成分であるℓ-メントールは、市販のかゆみ止め薬にも含まれている成分。
スッとした清涼感で、かゆみやほてりを和らげてくれます。
虫刺されには、ペパーミント単品での使用よりも、ラベンダーやティーツリーとブレンドするのがおすすめ。
刺激の強い精油なので、使用量は控えめにし、妊娠中、授乳中、子供への使用は避けましょう。
虫刺され用アロマジェルの作り方・レシピ
アロマジェルはサラリとした使い心地で塗りやすく、オイルのベタつきが苦手な方にもおすすめです。
必要なもの(10ml容器分)
- ・ジェルベース 10g
- ジェルベースはネット通販で購入できます。100gで1900円ほど。
- ・お好みのアロマオイル(精油) 6滴 *部分用のため3%濃度
- 敏感肌の方は半分に。子供用は2滴(1%濃度)を目安に。
- ・保存用容器(10g) 1つ
- クリーム容器など。
作り方
[1] 清潔なビーカーにジェルベースを10g入れる。
*ビーカーがない場合は、紙コップでも代用可。面倒な方はクリーム容器に直接ジェルベースを入れて作ってもOKですが、プラスチック製容器の場合、アロマオイルを垂らした時にジェルが滑って混ぜにくいことがあります。
[2] アロマオイルを6滴(敏感肌、子供用は2滴)加える。
[3] 竹串などを使ってよく混ぜる。
[4] 清潔なクリーム容器に移したら完成。
ポイント
使い方の注意点
- 保存期間は冷暗所で約1か月です。雑菌などの繁殖を防ぐため、清潔な手やヘラで使いましょう。
- お肌の弱い人は必ずパッチテストをしてから使いましょう。
- お肌に合わない場合は使用を中止してください。
キサンタンガムなし!市販のジェルベースを使えば簡単
手作りジェルは、精製水にキサンタンガムという素材を混ぜて作る方法もありますが、材料や工程が増える分少し面倒に感じることも。
そこで市販のジェルベース(ジェル基材)を使えば、混ぜるだけであっという間に手作りジェルが完成です。
ジェルベースは、無香料で添加物の少ないものがおすすめです。
植物オイルでロールオンにしても
ジェルベースの代わりに、植物オイルでも虫刺され用オイルを作ることができます。
手を汚さず手軽に使えるロールオン容器が便利です。
ロールオンアロマの作り方
ロールオン容器に植物油(酸化しにくいホホバオイルがおすすめ)を10ml入れ、アロマオイルを6滴(敏感肌、子供用は2滴)加えてよく混ぜます。保存期間は冷暗所で約1か月。
おわりに
今回は、虫刺され用アロマジェルのレシピをご紹介しました。
お子さんの外遊びや、家族でのレジャー、旅行に携帯しておくと活躍すること間違いなしです。ぜひ作ってみてくださいね。
※虫刺されの症状が重いときには、医療機関を受診しましょう。