こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
仕事中や勉強中に突然強い眠気に襲われ、ついウトウト…。こんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
香りは鼻から脳へとダイレクトに刺激を与えるので、眠気を覚ますには効果テキメン!
そこで今回は、眠気覚ましに役立つアロマオイルと簡単活用法をご紹介します。
眠気覚ましに効果的なアロマオイル(精油)は?
眠くても仕事や運転、勉強に集中しなければいけないシーンでは、脳の覚醒を助ける爽やかな香りのアロマオイルを選んでみましょう。
ぼんやりとした意識がクリアになり、シャキッと目覚めることができます。
ペパーミント&ハッカ
メントールの爽快な香りは脳を刺激して眠気を吹き飛ばし、頭をすっきりクリアにします。
胃腸の調子を整える作用もあるため、乗り物酔いや二日酔いの解消にも。
虫除けでおなじみのハッカ油(アルベンシスミント)にも同様の効果が期待できます。
※香りや作用が強いので、使用量や使用方法に注意。
レモン
レモンの爽やかな香りは脳を刺激して頭をすっきり冴えさせる働きが。
リフレッシュ効果が高く、気持ちを明るく高揚させるため、元気になりたいときにもおすすめです。
万人に好まれる香りなので、人が集まるリビングの芳香にも◎
※光毒性があるため、肌に使用後は紫外線を避けます。
ローズマリー・シネオール
スーッとした清涼感のあるハーブ系の香り。
脳の血流を促すと言われ、眠気覚ましや、集中力アップ、記憶力アップにも有効。
ローズマリー精油はいくつか種類がありますが、シネオールタイプは比較的穏やかな作用で初心者の方でも扱いやすいアロマオイルです。
ユーカリ
ユーカリのツーンとした刺激的な香りは頭をクリアにし、眠気を吹き飛ばす効果が期待できます。
リフレッシュ効果があり、精神的な疲れや倦怠感を和らげる助けにも。風邪や花粉症対策にも有効。
グレープフルーツ
グレープフルーツの香りは交感神経に働きかけ、シャキッとした目覚めを促してくれます。
明るい気分に導くため、精神疲労や憂うつ感の解消にもおすすめです。
※光毒性があるため、肌に使用後は紫外線を避けます。
眠気を撃退!簡単アロマ活用法
ティッシュに垂らす
猛烈な眠気に襲われたときには、ティッシュにアロマオイル(精油)を1〜2滴垂らして、鼻に近づけて香りを吸引しましょう。即効性があるので、今すぐ眠気をなんとかしたいというときに役立ちます。
アロマシャワー
熱いシャワーは眠気覚ましにぴったり。交感神経が刺激されて体が活動モードに。
浴室の床にアロマオイルを垂らしてシャワーを浴びれば、爽やかな香りに包まれて1日をすっきりとスタートできます。
アロマシャワーの方法
バスルームの床にアロマオイル(精油)を1、2滴たらしてからシャワーを浴びます。
※アロマオイル原液が直接肌に触れないように注意。
アロマスプレー
仕事中やドライブのおともに。アロマスプレーを作って持ち歩けば、眠気を感じた時にシュッとひと吹き。いつでも手軽にリフレッシュできます。
準備するもの
- 30mlのスプレー容器(アルコール対応のもの、できればガラス製を)
- 精製水(ミネラルウォーターでもOK)
- 無水エタノール(薬局で購入できます)
- 好みの精油
アロマスプレーの作り方
- 清潔なスプレー容器に無水エタノールを5ml入れる。
- 精油を6滴加え、容器を軽く振って混ぜる。
- 精製水を25ml加え、容器のふたをしめ、よく振って混ざったら完成。保存期間は冷暗所で約1か月。
*使う前には容器を振ってよく混ぜてから使います。
*無水エタノールは引火性があるため、火気の近くで使わないよう注意。
おすすめレシピ
- ペパーミント2滴+オレンジ・スイート4滴
- ユーカリ2滴+グレープフルーツ4滴
アロマスプレーの詳しい作り方やおすすめの容器については以下記事をご覧ください。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
香りは手軽に取り入れられるうえ、脳に直接刺激を与えて眠気を撃退するのにも一役買ってくれます。
爽やかな香りに気分も癒されながら、眠気をスッキリと解消させていきましょう!