こんにちは!アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
全3回にわたり、アロマを職業とするスペシャリストの方々の“アロマの楽しみ方”をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ここでは番外編として、アロマテラピーとの出会い、アロマの仕事を始めたきっかけについてご紹介します。
アロマの魅力をもっと知りたい!アロマを仕事にしてみたい!そんな方はぜひ参考にしてください。
アロマとの出会い、アロマの仕事を始めたきっかけは?
サロンワークやスクールなど第一線で活躍されている方々はどのようなことがきっかけでアロマテラピーに興味を持ち始めたのでしょうか?
アロマテラピーの魅力を感じられる、素晴らしいエピソードがたくさん集まりました!
アロマテラピーを始めたきっかけは?
一番多かったのは「健康のため」や「癒しを求めて」という回答。このほか、「妊娠・出産」「学業・仕事」をきっかけにアロマテラピーに興味を持つようになったという声が寄せられました。
自身や家族の健康のため
仕事の疲れから体調を崩したことから。
どんより疲れた時に、あるアロマショップで香っていたオレンジの香りを嗅いだら、おも~い身体が一瞬にして軽くなり、アロマってすごいな~と思ったのがきっかけです。
親子で手足口病になり、親の私の方が症状が重く、薬もない状態で参っていた時に、友人のアロマセラピストが送ってくれたアロマで悪化せずに治ったことに感動して、一気に興味を持ち始めました。
実母の病気
4人の子供のうち、3人の卒業・進学が重なり肉体的にも精神的にも疲れ切ってしまっていた時、たまたま主人が購入して引き出しに入っていたラベンダー精油で芳香浴をしたことがきっかけです。部屋中にラベンダーの香りが広がった時、気持ちが穏やかになり上向きになれたことにビックリしてしまいました。アロマっていったい何?これ凄い…と思ったことがアロマテラピーを始めたきっかけです。
主人が何気なく購入したラベンダー精油、これがなかったらアロマテラピーに関わることはなかったと思います。今となってはアロマと私を結び付けてくれた主人に感謝ですね。
癒しを求めて
ストレスフルだった自分自身の癒しのため。
自分が会社員として働いていて癒しを求めていた。
緑豊かな気候で育った事もあり、東京の都会であくせく仕事をしているうちに自然と繋がる仕事がしたいと思ったのがキッカケです。
妊娠・出産を機に
妊娠中に読んだ本がきっかけ、産後の生活に役立てたいと思ったからです。その後、アロマクラフトのレッスンでミスト作りに出会ってからどんどんアロマテラピーの魅力にはまっていきました。
学業、仕事を通じて
専門学校の授業
学生時代のアルバイト
勤めていたエステティックサロンで出会い、独学からスタートしました。
看護師として働いていたときに患者様との関わりでアロマテラピーの効果を感じるきっかけがありました。その後子育てを落としてアロマテラピーの必要性を再確認しました。
香りが好き
小さい頃からハーブの香りが好きで、検定をとったのがきっかけ。
良い香りが好きなことと、日常生活でかいだことのない香りが多く、楽しかったから。
20代半ば頃、たまたま入ったお店で精油に触れたことがきっかけ。詳しい知識はないままディフューザーを使って好きな香りをいていました。はじめて買った精油はオレンジスイートでした。
その他
助産師である母が仕事でアロマを活かしていたからです。
地域の講習会に参加し作成したバスソルトをお風呂に入れてみたところ、当時は汗のかきにくい体質だったのですがビックリするほど発汗がありました。お塩の効果でもあると思いますが、気持ちの面でもスッキリしたので数滴の精油の力をもっと知りたいと思ったことがきっかけです。
手作り化粧水を作りたかったから。
アロマを仕事にしたい、仕事に活かしたいと思った理由は?
「アロマを通じて人の役に立ちたい」、「アロマテラピーの素晴らしさを人に伝えたい」という声が最も多くあがりました。また、“好き”を仕事につなげているという方も。
誰かの役に立ちたい
精油の持つ力、これからさらに広がるであろうアロマテラピーの可能性を知ってほしい!伝えたい!と思ったからです。
アロマテラピーの良さを多くの方に知って頂きたいと思ったから。
自分と同じように体調を崩す同僚を見て、アロマを取り入れて楽しく暮らして欲しいと感じたから。暮らしの中に人工の香りが多く存在しており、本物の香りを知って欲しいと思ったから。
手足口病の後、口唇ヘルペスや、手湿疹など、色々アロマで試してみて「これはみんなに勧めたい!」と思い、資格を取りました。
花をメインに自然の寄り添う力を感じたため。たくさんの人を癒したいと思ったため。
お客様の笑顔がすぐに見られて、私自身も笑顔になれる。香りを取り入れることによって、暮らしが豊かになる。ちょっとした工夫でリラックス出来たり、前向きになれる。そのちょっとしたポイントを1人でも多くの方に伝えたい。
アロマの素晴らしさをたくさんの人に伝えていきたいと思ったからです。アロマテラピーはそっと暮らしに寄り添ってくれるものだと思っています。すぐに解決できないこと、薬では解決できないこともあります。その時にアロマテラピーは助けてくれます。医療とアロマテラピー、共に私達の困ったを軽減してくれるものだと思います。アロマテラピーの素晴らしさを伝えたいと思っています。
介護現場にアロマテラピーを取り入れたい、そのお手伝いをしたいと思ったため。
ストレスで体調を崩される女性も多いので自分の体と心の声に耳を傾けられるようなホリスティックなアプローチをしたいと思い、東洋医学の経絡の理論を取り入れたベリーダンスとアロマテラピーで心地よく踊りながら体を整えることができるナチュラルなダンスレッスンを仕事としています。
アロマの効果や素晴らしさを体感して
妊娠、出産、育児時期、アロマにとても救われたから。
実母の病気を通して心と体に働きかけるアロマの力を身をもって体験し、アロマを家族に、仕事に活かしたいと思いました。
香りを通すことで人との距離感がぐっと縮まり、心地よい時間が作れるからです。
ファッション的側面だけでなく、きちんとした効果もありつつ、ただただ楽しむこともできるから。
「アロマ=香り」の持つ魅力に惹かれて。
トリートメント以上の効果を求めて。
自身のスキルアップ、好きを仕事に
転勤族でどこでもできそうなのと、小さい子がいても楽しく働けそうだったので。
自分の好きなことで自分を活かせるものが欲しかった。人にも伝えていきたいと思った。
(公社)AEAJアロマテラピー検定の勉強がとにかく楽しくて、合格した後に「このままアロマの勉強が終わるのは寂しいな」と感じ、インストラクター試験に向けての勉強を始めました。最初のころは仕事にしようとは思っていなかったのですが、インストラクター試験直前には「一生、大好きなアロマテラピー関わっていたい。絶対に一発合格して仕事にしてやる」と強い気持ちを持っていました。単純に、アロマが大好きだからそれを仕事にしたい…との理由が1番近いかも知れません。
一瞬で疲れが吹っ飛ぶような、アロマのすごさを目のあたりにして、人生1度きりなら、失敗してもいいから、自分の興味のあること(アロマ)の仕事をしたい。そこに自分の時間を費やしたい。と思い猛勉強しました。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
アロマテラピーとの出会いやアロマのお仕事を始めたきっかけは皆さんいろいろですが、やはりアロマのもつ力を身近に感じ、この先の可能性に気づかれているという共通のポイントがありました。
アロマは毎日の暮らしにさまざまな形で取り入れることができ、ご自身や家族、身近な方々の心身をより良い状態に導いてくれるもの。忙しい現代社会において、アロマテラピーの果たす役割はますます大きくなっていくことでしょう。
アロマテラピーの資格を取りたいと考えている方や、アロマを職業にしたいという方はぜひ参考にしてください。
◆連載記事一覧
スペシャリスト21人に聞くアロマの楽しみ方
第1回:セルフケアに効果的な精油って?
第2回:愛用している精油ブランド、好きな香りは?
第3回:アロマの効果は本当?リアルな体験談を聞く
番外編:アロマとの出会い、アロマの仕事を始めたきっかけは? ※今回
<アンケートの概要>
調査期間:2016年12月14日〜2016年12月29日
調査対象:セラピストや講師として1年以上の活動経験をお持ちの方(有効回答数:21人)
調査方法:インターネットによるアンケート調査
<アンケートにご協力してくださった方々(敬称略)>
掲載可の方のみ記載させていただいております。このほかに匿名でご協力いただいた方々もいらっしゃいます。本当にありがとうございます。
<北海道>
・合同会社リンデンフラワー
・MoonLeafsapporo
<群馬県>
・biossentielsalon高崎
<東京都>
・ACUPASS refle
・アロマベリーダンス®
・㈱フレーバーライフ社
<神奈川県>
・アロマクラフト教室 GREEN LIFE
・Le pêcher
<千葉県>
・アロマスケープ
・アロマとハーブの店マミー
<静岡県>
・aromaRe:time
<愛知県>
・senca
・flower&leaf
<滋賀県>
・SOLCO organic
<大阪府>
・Atelier Joy
・MoonLeaf
<兵庫県>
・植物のいろとかおりiroiroaroma
<福岡県>
・Natua
<宮崎県>
・Kaoriya-Styling