こんにちは!アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
今回はユズ精油のアロマオイル(精油)の効能や使い方についてご紹介します。
日本特産の和精油として人気の高いユズ精油は、機能性の高さや香りの心地よさから日本だけでなく海外でも注目度が高まっています。
ユズとは?
ユズは独特の香りと酸味をもつ日本特産の柑橘類のひとつ。果実は比較的大きく、でこぼこした表面をもつ厚みのある黄色の皮が特徴です。
酸味が強いためミカンのようにそのままは食べられませんが、日本料理の名脇役として、ユズの果汁や皮が料理の香りや酸味づけに利用されています。
また、日本では古くから12月の冬至の日に柚子湯として親しまれています。
ユズ(柚子)のアロマオイル(精油)はどんな香り?
ユズの皮から得られるのがユズのアロマオイル(精油)です。
ユズ独特のほのかに苦味を含んだ上品で爽やかな柑橘系の香りが印象的です。
どこか懐かしさを感じさせる香りは万人に好まれ、高齢者の方にも人気があります。
学名:Citrus junos
科名:ミカン科
抽出部位:果皮
抽出方法:水蒸気蒸留法/圧搾法
主な産地:日本(高知県、徳島県など)
主な成分:リモネン
ユズ(柚子)精油の主な効果・効能
冷え性・肩こり・腰痛の緩和
日本では昔から冬至の日に柚子湯に入ると「風邪をひかない」と言われるように、ユズには体を温める効果が知られています。
血行をよくする働きがあるため、冷えやむくみ、肩こり、腰痛、関節痛など血行不良から起こる不調の改善に役立ちます。
ストレスやイライラの解消
ユズの温かみのある香りは不安や緊張をほぐし、気持ちをリラックスさせます。
ユズ精油の香りの吸引により、生理前のネガティブな感情が減少したという研究報告も。イライラや情緒不安定などPMSの改善にも効果が期待できます。(参考論文:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28481623)
ユズ(柚子)の活用法
いつでも柚子湯を楽しめるほっこりアロマバスソルト
ユズのアロマオイルがあれば季節を問わず手軽に柚子湯を楽しめます。
体の芯からポカポカ温まり、1日の疲れもすっきり解消。安眠に導いてくれますよ。
バスソルトの作り方
天然塩大さじ2〜4にユズ精油3滴を混ぜたら完成。
浴槽のお湯にバスソルトを入れ、よく混ぜてから入ります。
オレンジピールやミカンの皮を干した陳皮を混ぜれば見た目もかわいらしくなります。
※お肌の弱い方はホホバオイルやはちみつを加えてみましょう。
心地よい空間を作る和の香りのルームスプレー
ユズにヒノキを組み合わせた和風の香りのルームスプレーで心地よい空間を作りましょう。いつでもどこでも手軽に使え、携帯にも便利。海外旅行に持って行くのもおすすめです。
懐かしい香りで心もホッと落ち着きますよ。
ルームスプレーの作り方
スプレー容器に無水エタノール10mlを入れ、精油を10滴加え軽く混ぜます。さらに精製水を40ml入れてよく振ってませれば完成。
使う前には容器を振ってよく混ぜてから使います。
おすすめブレンド
・ユズ 6滴
・ヒノキ 4滴
冷えやむくみを改善するトリートメントオイル
冷えやむくみにはオイルトリートメントがおすすめです。気になる部分をやさしくマッサージしてみましょう。
ユズの香りで心身もリラックスできます。
マッサージオイルの作り方
ホホバオイルもしくはスイートアーモンドオイル30mlにアロマオイル6滴を混ぜてマッサージオイルを作ります。
適量を手にとって、軽い圧をかけながら脚や腕をマッサージします。
ユズと相性の良い香り
オレンジやマンダリンなど柑橘系、ヒノキやジュニパー、サイプレス、サンダルウッドなど樹木系、ラベンダー、マジョラム、ジンジャー
ユズの注意点
・皮膚を刺激することがあるため、敏感肌の方は注意してください。
・ユズ精油は酸化しやすく香りが変わりやすいので、冷蔵庫での保管をおすすめします。
おわりに
ユズのアロマオイルの効能やおすすめの使い方についてご紹介しました。
心と体を温めるユズ精油は、ストレスや不安、冷え、肩こりなど身近な不調に強い味方となってくれます。
私たち日本人になじみのあるすっきりした香りで、アロマ初心者の方にもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
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