こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
今回は、アロマオイルの本物と偽物の見分け方 についてお話します。
と、言っても本来「アロマオイル」という言葉は、天然のエッセンシャルオイル(精油)や、人工的に作られたフレグランスオイルなどを含んだ“香りのするオイルの総称のこと”なので、本物も偽物ないのですが…
このサイトでは、
アロマオイル = エッセンシャルオイル(精油)
として使っていますので、その前提でお話していきますね。
そもそもアロマテラピーで使える「アロマオイル」ってどんなもの?
まず、最初にアロマテラピーで使うことができるアロマオイルは、植物から抽出した100%天然・純粋なエッセンシャルオイルというもの。精油(せいゆ)とも呼ばれています。
「精油」かどうかを簡単に見分けるポイントは3つ!
100%天然・純粋なエッセンシャルオイルかどうかを見分けるポイントは、次の3つです。
POINT 1. 容器をチェック
エッセンシャルオイルは紫外線によって品質が劣化しやすい性質があるため、 必ず茶色や青色、緑色などのガラス製の遮光瓶に入っています。
透明のガラス製の容器やプラスティック容器に入っているものは、エッセンシャルオイルではありません。
(エッセンシャルオイルの原液はプラスティックを溶かしてしまう可能性があります。)

POINT 2. ラベルをチェック
- エッセンシャルオイル
- 精油
- Pure Essential Oil
最近では、エッセンシャルオイルの見た目にそっくりな茶色のガラス瓶に入った合成のフレグランスオイルも増えていて、パッと見ただけでは見分けがつきにくくなっています。
■例:
100円ショップで販売されているフレグランスオイル(色付きのガラス瓶に入っています)
アロマオイルと表示されていますが、これは天然のエッセンシャルオイルではありません。

そこで、注目したいのが ラベルの表記 です。
エッセンシャルオイルには、 必ず容器のラベルやパッケージに「エッセンシャルオイル(精油)」であることが明記されている ので、チェックしてみましょう。
また、
- 植物の学名 (世界共通の名称がイタリック体で書かれている 例:Lavandula Angustifolia)
- 抽出部位 (植物のどの部位から抽出したのか 例:花)
- 抽出方法 (どのような方法で抽出したか 例:水蒸気蒸留法)
なども一緒に書かれていることが一般的です。

POINT 3. 価格をチェック
極端に価格が安いものには要注意です。
メーカーや植物の種類によって価格は異なりますが、ラベンダーであれば、5mlで1000円前後はするものです。これが100円というのはまずありえません。
価格が安いものは、アルコールなどで薄めたり、人工的に作った香りの成分が混ぜられている可能性があります。
エッセンシャルオイルの抽出には、大量の原料(植物)が必要なことや、人の手間がかかることから、それなりのお値段がすること を覚えておきましょう。

心配なら専門店で購入しよう
エッセンシャルオイルはインテリアショップやコスメショップなどいろんなところで買えるようになってきました。
しかし、保管方法や陳列に問題があり、たまに「これ使って大丈夫かな…」と不安に感じてしまうお店があるのも事実です。例えば、エッセンシャルオイルに煌々とディスプレイ用の光が当たっていたり。。
植物から得られるエッセンシャルオイルは、生モノのようにデリケートなもの。
だからこそ、品質管理を徹底しているアロマ専門店で購入するのが一番安心です。
信頼できるアロマ専門店をピックアップしました。いずれも、全国にショップを展開しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アロマテラピーに使うことができるアロマオイルは、100%天然のエッセンシャルオイルだけです。
- 茶色や青色の遮光瓶に入っている
- エッセンシャルオイル(精油)と書いてある
- 価格が極端に安すぎない(数百円は要注意)
間違って合成香料を買わないように、ラベルの表示などを必ずチェックしてみてくださいね。
精油を採るためには本当に多くの植物が必要なのがわかります。