こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
本格的な寒さはまだまだこれから。冷えから体を守るために、アロマやハーブを生活に取り入れてみませんか?
植物に含まれている成分には、血行をよくして体を温めたり、冷えを助長するストレスを和らげるなど、冷え改善に役立つさまざまな効果が期待できます。
今回は、AROMA LIFESTYLEサポーター16人に、アロマやハーブでできる手軽な冷え対策法を聞いてみました!
アロマやハーブでどのような冷え対策を行っていますか?
冷えに悩むAROMA LIFESTYLEサポーターのみなさんに、具体的に行っていることや効果を感じたエピソードを教えてもらいました。
身体の内外からジンジャーで温める
冷えを感じたときには、ジンジャー&レモングラスのハーブティーを飲みます。しばらく体がぽかぽかして気持ち良いです。また、入浴後にジンジャーやジュニパーベリー精油をブレンドしたオイルで足のマッサージをします。温まる&浮腫すっきり&香りでリラックスできます。
(中村ともえさん/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
足先が冷えて眠れない夜には足湯を
体が冷えてるな~と思ったら、はちみつと生姜入りのハーブティや紅茶をふぅふぅ言いながら飲むとお腹の中から温まります。
そして、足先が冷たくて眠れないときは、バスソルトにラベンダーやジンジャー&オレンジスィート精油を垂らした足湯で温めるとよく眠れます。
(てちゃみんさん/AEAJ認定アロマセラピスト&アロマテラピーインストラクター)
マジョラムの香りを楽しみながら
就寝前、お風呂にマジョラムを入れると足先まで体が温まります。独特のハーブの甘みのある香りにもリラックスできます。
(Atsunaさん/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
アロマバスソルトでポカポカに
冬はスイートマージョラムやスイートオレンジ精油を加えたアロマバスソルトを活用しています。お風呂あがりは身体がポカポカします。
(三浦綾子さん/AEAJ認定アロマセラピスト&アロマセラピーインストラクター・英国IFA認定アロマセラピスト・ヨガ講師)
内臓冷えにはショウガを
内臓冷えなので、温める食材代表の生姜の摂取量が多くなります。チューブの生姜を味噌汁に少し入れるのが定番。
そして、ゆっくり湯船に浸かること。バスソルトでアロマテラピーを楽しみます。
(吉田朋世さん/NARD JAPAN認定アロマテラピーインストラクター・薬剤師)
入浴+トリートメントで冷えを防ぐ
アロマバスやフットバスに入るとぽかぽかして温まります。寒い時は朝からやります。
寝る前には、精油入りのブレンドオイルで足先から脚全体をトリートメントもすると温まり、足もすべすべに。気持ちよくベッドに入ることができます。
(みゆさん/NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー)
冷えを誘因するストレスを香りでケア
ストレスが溜まると体が冷えやすくなるので、アロマを活用して心身バランスを整えます。
精油やハーブをブレンドしたバスソルトでゆっくり湯船に浸かり体を温めるのが◎
加温、健胃作用のある精油(ジンジャー、カモミール、オレンジスイート、スイートマージョラム、ブラックペッパーなど)を取り入れています。
(はなさん/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
足湯+ジンジャーティーで温まる
ジュニパーやサイプレスなど、血液やリンパの流れを活発にする精油を入れて足湯、ジンジャーティーを飲んで体を温めます。
(Reikoさん/AEAJ認定アロマセラピスト&アロマセラピーインストラクター・英国IFA認定アロマセラピスト・薬剤師)
足浴や手浴、アロマカイロを活用
朝は、ローズマリーやブラックペッパー精油を入れて足浴をしています。(時間がない時はお化粧しながら)
帰宅時は、手洗いとあわせてマジョラムやマンダリン精油で子どもたちと一緒に手浴、時間があれば足浴を。
寒い夜は、小豆とラベンダーのアロマカイロで温まっています。子どもたちは麦のカイロに。
(Aroma & Crafts KANOWAさん/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター)
足先の冷えにはマッサージ
紅茶やハーブティー、ホットミルクなどを飲む時、身体を温める効果を期待して、シナモンやジンジャーを入れています。ジンジャーは生があれば生を入れることもありますが、パウダーが楽チンです。
そして、足先の冷えがきつい時期は、好きな精油をブレンドしたオイルで足をさすったり、マッサージしたりすることも。血流が良くなるヘリクリサムがお気に入りです。
(山川ななみさん/NARD JAPAN認定アロマテラピーアドバイザー・薬剤師)
アロマトリートメントで新陳代謝を促進
新陳代謝をよくする作用のある精油でトリートメントをして、カモミールのハーブティーを飲むと身体の中から温まる感覚で、その日は眠りも深くなります。
(あやこさん/アロマテラピー検定1級)
スパイシーなアロマで冬を満喫
自身の体調にあわせて冬習慣化していることは2つあります。
1. お料理にスパイスとしてジンジャーを取り入れること。カラダの芯から温まる感覚があります。
2. 冷えで眠れないなと感じたら、カモミールティーを飲むこと。リラックスすることで眠りやすくなります。
あとは、気分にあわせてブラックペッパーやセージなどスパイシーなアロマの香りを冬は楽しんでいます。季節によって体調がかわり、自身の香りの好みが変わるので不足を補っている感覚があります。
(静川智子さん/AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー・ヨガ講師)
ハーブティーで体の中から冷え対策
冬には、冷え対策として、ルイボスや、ジンジャーメインのハーブティーを毎晩飲んでいます。(rainbowsmileさん/AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー)
ハーブティーを飲んでます。ルイボスティーやジャーマンカモミールティーは飲みやすくて体も温まります。(えりこさん/アロマテラピー検定勉強中)
寝る前に、ハーブティーを飲んで体を温めてから寝ています。(鈴木百恵子さん/AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー)
【その他ライフスタイル編】普段から心がけている冷え対策は?
アロマやハーブ以外の冷え対策についても聞いてみました。(複数回答可)
足首・首まわりを冷やさない ・・・10票
●冷えとり靴下を履いています。(はなさん、あやこさん)
●レッグウォーマーを使っています。(Reikoさん)
●モコモコの靴下が欠かせません。(岡崎あゆみさん)
ストレッチ・ヨガ・運動を行う ・・・8票
●時間があればストレッチ、ヨガをしてカラダをほぐして血流改善に努めています。(静川智子さん)
●股関節やお尻まわりを意識したストレッチを心がけています。(Aroma & Crafts KANOWAさん)
●筋トレ。筋肉で燃焼して体温管理するため。(吉田朋世さん)
体を温める飲食物をとる ・・・5票
●体を温める根菜類を摂取します。(Reikoさん)
●温かい飲み物や食べ物をとるようにしています。(みゆさん)
体を冷やす飲食物を避ける ・・・5票
●冷えが気になる時期はコーヒーをハーブティーに、チョコを和三盆に。(Aroma & Crafts KANOWAさん)
●体を冷やす飲み物は仕事中飲まない。(鈴木百恵子さん)
白湯を飲む ・・・3票
●毎朝白湯を飲んでいます。以前と比べるとかなり冷えにくくはなってきた!体調も崩しにくくなりました。(Atsunaさん)
●水は常温か白湯を飲んでいます。特に白湯は、アーユルヴェーダでも推奨されていますが、飲み始めてから体調が良くなりました!朝沸かして、ポットにいれておくと、ちょこちょこ飲めて便利です。(山川ななみさんさん)
湯船につかる ・・・3票
●毎晩、お湯につかることを心がけています。(rainbowsmileさん)
お腹を温める、腹巻きをする ・・・3票
●子宮の前後にカイロを貼ります。肩甲骨付近にも。(吉田朋世さん)
●ホットストーンをお腹や冷えている箇所に置いて温めます。(てちゃみんさん)
その他
●湯たんぽを使っています。(岡崎あゆみさん、静川智子さん)
●寝る時にレンジで温めて使うカイロをベッドの中に入れています。(はなさん)
●お灸をしています。(三浦綾子さん)
温める作用のある植物の力を味方に
いかがでしたでしょうか?
アンケート結果を見てみると、最も登場回数が多かったのは、「ジンジャー(生姜)」でした!ぽかぽか生姜パワー、恐るべし。ジンジャーはアロマテラピーやハーブティーで楽しむのはもちろん、薬味としてお料理にも使える用途の幅広さが魅力ですよね。
また、思っていた以上に足浴を実践している方が多いのが印象的でした。「マジョラム」や「オレンジ・スイート」、「ブラックペッパー」など体を温める効果が期待できる精油が人気ですね。
洗面器にお湯を入れて…というのはちょっと面倒と思われるかもしれませんが、ぜひ一度やってみてください。足元を温めるだけで全然違いますよ。全身がポカポカしてきて、やさしい香りに心も癒されます。
まだまだ厳しい寒さが続く時期、冷え対策として、心身のバランスを整えるアロマやハーブをぜひ活用してみてくださいね。
そして、アンケートに回答いただいたサポーターのみなさん、ありがとうございました!
体だけでなく気持ちまでほっこり温めてくれるアロマやハーブを活用して、寒い冬を元気に乗り切りましょう♪
※お風呂や足浴での注意点
アロマオイル(精油)はお湯に溶けません。お肌の弱い方は、小さじ1程度の植物オイル(ホホバオイルなど)で希釈して使うのが安心です。