こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
せっかくの楽しい旅行は、体調を万全にして過ごしたいもの。でも、いつもと違う環境で気づかぬうちに疲れがたまったり、体調を崩してしまうことも…。
そんな旅行中のトラブルにもアロマテラピーが役立ちます。
今回は、旅先に持っていきたいおすすめのアロマオイルをご紹介します。
お仕事で出張が多いという方もぜひ参考にしてください。
旅行に持っていきたいおすすめのアロマオイル(精油)
旅行や出張には、以下5つのアロマオイルがおすすめです。
- ラベンダー
- ペパーミント
- ティーツリー
- レモン
- ラヴィンツァラ
なかでも、ラベンダーとペパーミントは幅広い用途に使える万能オイル。気分転換はもちろん、乗り物酔い・時差ぼけ防止、虫刺されのお手入れなど、さまざまなシーンで活躍します。
また、旅行中は環境の変化によるストレスや緊張から、自律神経のバランスが乱れ、体調を崩しがち。リラックスできる好きな香りも持参しておくと安心です。
お悩み別!旅先でのアロマ活用術
旅行中のアロマ活用法をご紹介します。
乗り物酔い・吐き気防止に
車やバスでの移動中に気分が悪くなってきたら、胃腸の働きを整える香りを嗅ぎましょう。ペパーミントやレモンの爽快感ある香りは、ドライブ中の眠気防止にも役立ちます。
《おすすめの精油》
大人:ペパーミント、レモン
子供:マンダリン、カモミール・ローマン
《使い方》
ハンカチやティッシュなどに精油を1滴落として、鼻に近づけて香りを吸い込みます。
時差ぼけ解消に
海外旅行につきものなのが時差ボケ。眠気を感じたり、体がだるいときには、香りの力を借りて気分をリフレッシュ。体内のリズムを整えていきましょう。
《おすすめの精油》
休息したいとき:ラベンダー
活動したいとき:ペパーミント
《使い方》
ホテルのバスタブにお湯をためて、精油を3滴ほど入れてよく混ぜて入ります。ゆっくり浸かりましょう。
※ペパーミントは皮膚・粘膜への刺激が強いため、肌に使う場合は使用量に注意。
(詳細:ペパーミントの効果・効能とおすすめの使い方)
眠れないときに
枕が変わると眠れない…という時には、心身の緊張を和らげて安眠を促すアロマを。普段から愛用しているお気に入りの香りがあれば、それを持参するのがベストです。
《おすすめの精油》
ラベンダー、マンダリン、オレンジ・スイート
《使い方》
ティッシュなどに精油を1、2滴落とし、ベッドサイドや枕元に置きます。
※眠れないときには、アロマバスもおすすめです。
脚の疲れ・むくみ
たくさん歩いて脚がパンパン…というお悩みにはアロママッサージが効果的。血流がよくなって、足の重だるさも解消します。
《おすすめの精油》
サイプレス、ジュニパー、グレープフルーツ
《使い方》
ホホバオイルなどの植物油10mlに精油を1、2滴加え、よく混ぜてマッサージオイルを作ります。オイルを適量手にとり、気になる部分をやさしくマッサージします。
※あらかじめマッサージオイルを作っておくと便利。グレープフルーツは光毒性に注意。
虫よけに
虫よけ対策には虫が嫌がる香りを使いましょう。あらかじめ虫よけスプレーを作っておけば便利です。
《おすすめの精油》
ユーカリ・レモン、シトロネラ、レモングラス、ゼラニウム
《虫よけスプレーの作り方》
スプレー容器に無水エタノール5mlを入れ、精油10滴を加えよく混ぜます。さらに精製水(もしくはミネラルウォーター)を45ml加えて混ぜたら完成。使用の都度、よく振ってからスプレーしましょう。
※お肌の弱い方や子供に使う場合は精油の量を半分以下に調整します。2歳以下の小さな子供には、ベビーカーや洋服などにスプレーを。
ホテルのニオイ対策に
ホテルや旅館でお部屋のニオイが気になる時には、消臭作用のある香りが役立ちます。
《おすすめの精油》
レモン、ペパーミント、ラベンダー
《使い方》
マグカップに熱湯を入れ、精油を1、2滴落として香りを広げます。
※マグカップのお湯を飲まないように注意。
おわりに
旅行先はいつもと違う環境で、気持ちが高ぶったり落ち着かなかったりすることもあります。
そんなときには好きな香りを嗅ぐだけでもずいぶんリラックスできます。楽しい旅行のためにもぜひお役立てくださいね。
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旅行には、携帯に便利なアロマディフューザー「アロマストーン」や、ポケットサイズの「アロマパルス」もおすすめです。