夕方、気づいたら足がパンパン…長時間のデスクワークや立ち仕事で、脚のむくみに悩まされている方はたくさんいらっしゃると思います。
脚のむくみを放っておくと下半身太りの原因にもなるので、早めの対策がカギ。
そこで今回は、日常のちょっとした脚のむくみの解消に役立つアロマオイル(精油)をご紹介します。
なぜむくむの?

本来であれば血液やリンパの流れで吸収されるはずの水分が、吸収されずに細胞の間に溜まってしまっている状態が「むくみ」です。
心臓からいちばん遠い脚は、血液の流れが悪くなりやすいことと、重力の関係で水分がたまりやすいことから、最もむくみやすい部位といわれています。
むくみの解消には、血液やリンパの循環を良くするアロマオイルを使ってみましょう。
むくみに効果的なアロマオイル(精油)
ジュニパー

デトックス効果が高く、むくみやセルライトに効果的なアロマオイルの代表選手。
痛みを抑える働きもあるので、歩きすぎてしまったときの重だるい足の痛みや筋肉痛にもおすすめです。
温かみを感じるウッディな香り。
サイプレス
ジュニパーに続いて、むくみや肥満、セルライトに最適なアロマオイル。
静脈とリンパの流れを整える抜群の作用があります。
お肌の引き締め効果も。
染み透るようなウッディ調の香りで、男性にもおすすめ。
サンダルウッド

血液やリンパの流れを促進する作用があり、冷え性にも。
宗教行事やヨガにも用いられる香りで、リラックス効果も高いのが特徴。
グレープフルーツ

Photo credit: dullhunk via VisualHunt / CC BY
血液やリンパの流れを促し、水分や老廃物を排出します。
グレープフルーツの香りは脂肪燃焼効果があることでも知られているので、ダイエットにも。
さわやかですっきりとした柑橘系の香りは親しみやすく、初心者の方にぴったり。
*肌に使用した直後に日光を浴びると、シミの原因になることがありますので、使用後5〜6時間は日光(紫外線)を避けましょう。
レモン
体を温めて体内の老廃物を排出し、足のむくみやセルライトの改善に役立ちます。
レモンの清々しい香りでリフレッシュできます。
*肌に使用した直後に日光を浴びると、シミの原因になることがありますので、使用後5〜6時間は日光(紫外線)を避けましょう。
光毒性のないレモン精油もあります。こちらであれば、時間帯を気にせず使えます。
ゼラニウム
体内の余分な水分や老廃物を排出して、むくみや肥満の予防に役立ちます。
バラのような甘さと、ほのかにミントのようなさわやかさを感じる香り。
自律神経やホルモンバランスを整える働きも。
おすすめの活用法
アロマバス
お風呂はポカポカ体が温まって血行やリンパの流れが良くなるので、お風呂に入るだけでもむくみの解消対策になりますが、そこにアロマを加えることでさらに効果がアップ。
デトックスに有効な天然塩やエプソムソルトを一緒に加えても良いですね。
お風呂へのアロマオイルの入れ方
お湯に精油を3〜5滴たらして、よくかき混ぜてから入ります。
精油は水に溶けにくいので、小さじ1程度の植物オイルや乳化剤、はちみつなどと一緒に混ぜて使うようにしましょう。
*アロマバスを始める前には、こちらの記事も参考にしてください。
アロママッサージ
むくみにはアロママッサージがとても効果的。
アロマオイルとマッサージの相乗効果で、静脈の流れとリンパの流れを改善することができます。
お肌もしっとりなめらかに♪
アロマオイルは直接肌に塗ることができないので、必ず植物オイル(キャリアオイル)で薄めてから使います。
マッサージオイルの作り方
植物オイルに10mlにアロマオイル(精油)を1~2滴を入れて、よく混ぜてから使います。
*おすすめの植物オイルや、お肌にアロマオイルをつける際の注意点はこちらの記事で解説しています。
マッサージの方法
マッサージオイル適量を手にとり、足先から脚の付け根にむかってやさしくなでるようにマッサージします。
脚の付け根のあたりやひざの裏にはリンパ節があるので、やさしくもみほぐすようにすると◎お風呂あがりの身体が温まった状態が効果的です。
忙しくてマッサージオイルを作る暇がない…
むくみに効果的な精油を配合したマッサージオイルがアロマ専門店やオーガニックコスメショップなどで販売されていますので、忙しくてマッサージオイルを作る暇がないという方は1本持っておくと便利です。
私のイチオシはテラクオーレのフィットオイル。むくみやセルライトなどにフォーカスしたボディ用のマッサージオイルです。
アロマですっきりスリムな脚に♪
いかがでしたか?
今回ご紹介したアロマオイル(精油)は、むくみの解消に役立つだけでなく、香りによる心と体のリラックス・リフレッシュ効果も得られます。
デトックスに効果的なアロマを取り入れて、すっきりスリムな脚を手に入れましょう♪
*むくみは心臓や腎臓など、内臓そのものに問題がある場合もあります。必要に応じて医師の指示を仰いでください。