こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
精油の香りとともに入浴する「アロマバス」。
リラクゼーション効果がグンと高まって、ストレス解消や疲労回復にとても効果的です。
そこで今回は、アロマバスを気軽に楽しめるよう、お悩み別におすすめのアロマオイル(=精油)をご紹介します!
お悩み別・お風呂におすすめのアロマオイル(精油)
リラックスしたい
リラックスしたいときには、気分を落ち着かせてくれる鎮静作用の高いアロマオイルがおすすめです。
ぐっすり眠りたい
最近よく眠れない…という場合には、安眠を誘ってくれる香りを使ってみましょう。
リフレッシュしたい
リフレッシュにはさわやかな香りがぴったりです。気持ちを前向きにします。
- オレンジ・スイート
- ローズマリー
- サイプレス
- レモン(※光毒性に注意)
精神的な疲れを感じる
精神面に作用する香りで、アンバランスな精神状態を整えます。
ホルモンバランスが気になる
ホルモンバランスの乱れが気になるときには、女性ホルモンのバランスを整えるとされている香りを使ってみましょう。柔らかな香りに、気持ちも落ち着きます。
デトックスしたい
静脈やリンパの流れを良くし、体内に溜まった余分な水分や老廃物を排出を助ける香りが役立ちます。
- ジュニパー
- サイプレス
森林浴気分に浸りたい
まるで森のなかにいるようなウッディな香りに包まれて、心身ともにリラックスできます。
- ヒノキ
- サイプレス
- ジュニパー
アロマバスの安全な楽しみ方
お風呂に入れて良いのは100%天然のアロマオイルのみ
お風呂に入れることができるアロマオイルは、100%天然の精油(英語読みで、エッセンシャルオイル)だけです。
100円ショップで売られているものや、ポプリ用のフレグランスオイルなどは合成香料ですので、お風呂には使えません。
ラベルやパッケージに「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と書かれているものを使いましょう。
小さな子どもは要注意
3歳未満の小さな子どもには、原則としてアロマバスは控えるようにしましょう。
3歳以上の子どもの場合も、滴数を少なめ(1、2滴)にし、状態を確認しながら慎重に行うようにしましょう。
アロマオイルをそのまま湯船に垂らすのはNG
アロマオイル(精油)はお湯(水)に溶けないため、浴槽にそのまま垂らすと原液が肌に触れて、大きなトラブルを招く恐れがあります。
あらかじめ植物油や専用のバスベース(乳化剤)に混ぜてから浴槽に入れるのが大切なポイントです。
とくに柑橘系やスパイス系、ペパーミント、ユーカリ・グロブルス、レモングラスなどは肌への刺激が強いため、注意が必要です。
アロマバスは以下のような方法で楽しむことができます。
その日の気分や目的に合わせて、お風呂の入り方も工夫してみましょう。
全身浴・半身浴
肩までつかる「全身浴」は、効率的に全身を温めることができるため、疲労回復におすすめです。「半身浴」は身体への負担が少なく、長時間お湯につかることができるので、読書などリラックスした時間を過ごしたいときに適しています。
●方法
植物油小さじ1程度に精油を1〜5滴(半身浴は1〜3滴)混ぜ、浴槽のお湯に入れてよくかき混ぜてから入浴します。
Point
●リラックスしたいときは38〜40度のぬるめのお湯で長めに、リフレッシュしたいときは42度程度の集めのお湯で短時間入浴を。
●バスソルトを使えば、保温作用や発汗作用がアップします。作り方はこちらをご覧ください。
部分浴(手浴・足浴)
「部分浴」は、身体の一部だけをお湯につける方法です。服を脱がずに手軽に楽しめるので、気分転換したいときや、病気やケガでお風呂に入れないときにもおすすめです。
《手浴(しゅよく)》
準備がラクで、手軽にできるのが魅力。頭痛など首より上の不調に役立ちます。
《足浴(そくよく)》
全身の血流改善に役立ち、冷えや生理痛、足のむくみが気になるときに。くるぶしまでつけると効果的。
●方法
洗面器にやや熱めのお湯を張り、植物油小さじ1程度に精油を1〜3滴混ぜたものを加え、よくかき混ぜてから手や足を浸けます。
アロマシャワー
手軽に楽しめる「アロマシャワー」。バスルームの床に精油を1〜3滴垂らしてからシャワーを浴びます。
朝のシャワータイムには、元気が出るオレンジ・スイートや、眠気を吹き飛ばすペパーミントを。旅先で湯船につかれないときにも最適です。
※精油が直接肌に触れないように注意してください。
アロマバスで、心もカラダもすっきり♪
お風呂の時間は1日の疲れをリセットする大切な時間。
毎日のバスタイムにアロマの力をプラスすれば、心もカラダもふっと軽くなること間違いなし^^
植物の心地よい香りは、至福のリラクゼーションをもたらしてくれますよ。
アロマバスが初めての方は、「お風呂に「アロマオイル」だけを入れない方がよい理由」もぜひチェックしてくださいね。