こんにちは、アロマライフデザイナーの小田ゆき(@aroma_lifestyle)です。
アロマテラピーに興味があるものの、なにから始めていいのかわからない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はアロマテラピーに関する知識がほとんどない初心者の方に向けて、アロマテラピーの簡単な始め方をご紹介します。
香りや癒しに関心のある方はぜひ参考にしてくださいね。
アロマテラピーとは?
アロマテラピーとは、植物が生み出す香りの成分である「精油」を使って、心とからだのバランスを整えていく自然療法のこと。
忙しい現代社会では、ストレスが多く心身ともに疲れを感じることが少なくありません。
香りは脳に直接働きかけて、気分を明るくしたり、精神的な不調を和らげたり、さまざまな力を与えてくれます。
アロマテラピーの核となるのが「精油」
アロマテラピーを始めるときに欠かせないものが「精油(せいゆ)」です。アロマオイル、エッセンシャルオイルともよばれています。
これは、植物や花などから抽出した香りの成分を凝縮したもの。
アロマテラピーで使うことができるのは、100%天然かつ純粋なものだけで、人工的に合成された香りは使いません。
精油の選び方
ボトルやパッケージに「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と明記されているものを選びましょう。
また、精油の品質はメーカーやブランドによってピンキリ。香りを嗅いで楽しむだけでなく、マッサージやお風呂など肌にも使う場合には、アロマ専門店で精油を購入するのがベストです。
初心者さんにおすすめのアロマブランド
- 生活の木
- ニールズヤード レメディーズ
- フレーバーライフ
詳しくは「アロマ講師が選ぶ。おすすめのアロマオイルブランド7選」でご紹介しています。
好きな香りを直感で選んでみよう
お店に足を運んでみるとさまざまな精油が並んでいて、どれにしようか迷ってしまいますよね。
そんなときには、気になる精油を手にとって香りを実際に嗅いでみましょう。
直感で“いい匂い”と感じたものが今のあなたが必要としている香りなのです。
初心者さんにおすすめの精油
リラックス、安眠
ストレス解消
リフレッシュ
- グレープフルーツ
- レモン
- ローズマリー
- ユーカリ
アロマオイル選びに迷ったら
以下の記事をご参考に。気分やお悩み別におすすめのアロマオイルを紹介しています。
香りを楽しんでみよう
お気に入りの精油が見つかったら、まずは香りを楽しんでみましょう。
アロマディフューザーで香りをお部屋に広げるほか、ティッシュやコットンに垂らして自分の近くに置いておくだけでもOK。ほんのり香るので、寝る前に枕元に置くのもおすすめです。
香りを嗅いで楽しむ芳香浴にはさまざまな方法があります。詳しくは以下記事でご紹介しています。
朝と夜で香りを使いわけてみよう
香りに少し慣れてきたら、朝と夜で香りを使いわけてみるのもおすすめです。
朝は体を活動モードにする、グレープフルーツやレモン、ローズマリーなどの爽やかな香りが◎ 集中力アップにも有効です。
夜は体をお休みモードにする香りを。ラベンダーやベルガモットはリラックス効果が高く、1日の疲れを癒してくれます。
むくみや肩こりにはアロママッサージでセルフケア
マッサージでは精油の効果を最大限に取り入れることができます。
精油は香り成分が高濃度に凝縮されているため、原液のまま肌に使えません。ホホバオイルなどの植物油で必ず薄めてから使います。(参考:アロマオイルをお肌につける方法)
マッサージの方法
ホホバオイル小さじ2に精油を1、2滴加え、よく混ぜてから気になる部位を優しくマッサージします。
*柑橘系など一部の精油には光毒性というものがあり、皮膚に塗った直後は日光にあたらないように注意します。
おすすめの精油
むくみ
- グレープフルーツ(光毒性あり)
- ゼラニウム
- サイプレス
- ジュニパー
肩こり
おわりに
今回はアロマテラピーの始め方についてご紹介しました。
お気に入りの香りを見つけて、その香りを楽しむだけで立派なアロマテラピーです。
まずはお休み前のリラックスタイムに香りを取り入れてみませんか?穏やかな香りは日頃の疲れを癒してくれますよ。
最近では、心身のケアだけでなく、よりよい空間づくりのひとつとして自然の香りを取り入れる人も増えてきています。(参考:新発想!アロマ空間デザインってなに?メリットは?)
香りは上質な暮らしに欠かせないものとして、これからますます広がっていきそうですね♪
アロマテラピーを始める上での注意点
アロマテラピーを安全に楽しむためには、いくつか守るべきルールがあります。アロマテラピーに初めて触れる方は、必ず以下記事もご覧ください。